名古屋人「冷やし中華にはマヨネーズを、真っ白になるまでかけています」
[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2021年7月7日放送の「あらゆるサーチ」のコーナーでは、東海三県の、冷やし中華に「マヨネーズ」をかけるという習慣について紹介されました。
6月、ウェザーニュースが発表した「冷やし中華にマヨネーズをかける」割合ランキングでは、1位愛知70%、2位三重67%、3位岐阜64%と、東海三県がトップ3を独占する結果に。
名古屋の街で聞くと、冷やし中華にマヨネーズを「2周分かける」「真っ白になるまでかける」など、かなりの量をかけているようです。
なぜ、冷やし中華にマヨネーズをかけるのか?
番組が話を聞いた名古屋めし専門料理研究家のSwindさんによると、東海地方で冷やし中華に「マヨかけ」するようになったのは、「スガキヤ」の影響が大きいとのこと。
東海地方のソウルフードといえば「スガキヤラーメン」ですが、60年ほどの前に商品化された冷やしラーメンがマヨネーズをかける文化のきっかけになったようです。
販売当初は、冷やしたスープをかけていましたが、酢を入れて酸味のあるスープに変えたとき、酸味に合うマヨネーズを使用するようになったとのこと。
冷やし中華の「マヨかけ」はスガキヤが広めたのですね。東海地方では濃い味の料理が多く、「すっぱさ」が苦手な人も多いため、まろやかになって食べやすくなる「マヨかけ」文化が定着したのだそうです。
(ライター:iwatami)