名古屋人「冷やし中華にはマヨネーズを、真っ白になるまでかけています」
2021.07.18 21:00
なぜ、冷やし中華にマヨネーズをかけるのか?
番組が話を聞いた名古屋めし専門料理研究家のSwindさんによると、東海地方で冷やし中華に「マヨかけ」するようになったのは、「スガキヤ」の影響が大きいとのこと。
東海地方のソウルフードといえば「スガキヤラーメン」ですが、60年ほどの前に商品化された冷やしラーメンがマヨネーズをかける文化のきっかけになったようです。
販売当初は、冷やしたスープをかけていましたが、酢を入れて酸味のあるスープに変えたとき、酸味に合うマヨネーズを使用するようになったとのこと。
冷やし中華の「マヨかけ」はスガキヤが広めたのですね。東海地方では濃い味の料理が多く、「すっぱさ」が苦手な人も多いため、まろやかになって食べやすくなる「マヨかけ」文化が定着したのだそうです。
(ライター:iwatami)