宝石みたいに美しい... スーパーで買った「食用の貝」を磨いた結果がこちらです
スーパーで買った貝の殻を磨いたら、めちゃくちゃ綺麗になった──。
そんなコメントと共に投稿された写真が、ツイッターで話題になっている。
綺麗な砂浜や海で拾ったというならともかく、スーパーで手に入れた貝殻がそんなに綺麗になるのだろうか?
......なるのである。
つやつやと光沢のある巻貝たち。表面にはほんのりと虹色の輝きもあり、まるで装飾品や宝石のようだ。
このままアクセサリーショップの棚に置かれていてもおかしくないような見た目だ。が、こちらはスーパーで売られていた「ナガラミ」という食用の巻貝の殻を紙ヤスリで磨いたもの。
紙ヤスリで磨くだけで、こんなに綺麗になるなんて......。
こちらの写真に対し、ツイッター上では、
「こやつら、こんな綺麗になるんか...」
「最強のベイブレード感」
「すごい...私もやってみたい!」
「ピカピカ! 貝が初期のお金だったみたいな話も納得ですね。ちょっとした金貨気分じゃないですか」
といった声が寄せられている。
話題になっているのは、関東甲信越在住の金工作家のアトリエpuchuco(@puchuco709)さんが2021年7月8日に投稿した写真だ。Jタウンネット記者は9日、本人に話を聞いた。
紙やすりで、ひとつにつき40分
普段は主に様々な生き物達のシルバーアクセサリーやカラクリ人形を制作しているpuchucoさん。こちらの貝の写真は8日午後、自宅のアトリエで撮影したものだ。
「以前、中学生の頃に弟と一緒に伊豆の海で拾ったナガラミを持ち帰って、家で磨いた過去があります。
先日近所のスーパーで売っているのを見つけたので懐かしくなり再び、という経緯です」(puchucoさん)
磨く際は、ひとつにつき40分ほどの時間を掛けているという。それほどの間ずっと貝殻を磨くという作業を何回も繰り返すのはなかなか大変そうだが、だからこそこれだけ美しい仕上がりになったのだろう。
「丁寧に磨くと非常に綺麗になるのでおもしろいです」
とpuchucoさんは語る。その後、磨いた貝たちはそのまま飾っているそうだ。
ちなみに、貝の身の部分は煮付けにして食べたとのこと。
ツイッターでの反響について、puchucoさんは、
「磨いたら綺麗になる事を知ってチャレンジしてみたくなった方々が沢山居たので少しびっくりしました」
とコメントしている。
スーパーの鮮魚コーナーで売ってたナガラミ(貝)を紙ヤスリで磨いてピカピカにしてみました。(3枚目は磨く前) pic.twitter.com/YavmUyOD3N
— アトリエpuchuco (@puchuco709) July 8, 2021