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落ちちゃったらどうしよう...!? 広島で激写された「超巨大な線香花火」に反響 

福田 週人

福田 週人

2021.07.02 18:00
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呉にとてつもなく大きな「線香花火」が現れた──。

ツイッターに投稿されたとある写真が、そんな風に話題になっている。

線香花火と言えば、夏の夜の風物詩だ。派手な打ち上げ花火などと違い、パチパチと静かに燃えるその様子は、どことなく儚げながらも綺麗だ。

しかし、とてつもなく大きい線香花火とは一体なんなのだろうか。気になるその「正体」が、こちらだ。

たしかに巨大だ!(画像は一式ゆっくり艦娘造船所@itisikizousenさんのツイートより)
たしかに巨大だ!(画像は一式ゆっくり艦娘造船所@itisikizousenさんのツイートより)

夕暮れ時の空の下、そびえ立つ2台の大きなクレーン。手前のクレーンのフック部分には......なんと、火の玉が!

と、思いきや。実はこちら、空に浮かんでいる太陽が、絶妙にフックと重なっているのだ。

たしかにこうして全体を眺めてみると、ポトリと落ちる寸前の大きな線香花火の火球にも見える。

こちらの写真に対し、ツイッター上では、

「でっかい線香花火だなー」
「落ちたら地球がヤバい」
「上手い!写真の美しさと、タイトルの秀逸さに脱帽です」

といった声が寄せられている。

話題になっているのは、ツイッターユーザーの一式ゆっくり艦娘造船所(@itisikizousen)さんが2021年6月26日に投稿した写真。Jタウンネット記者は6月30日、本人に話を聞いた。

「偶然撮れた一枚です」

4年ほど前、旅行で広島県を訪れたことをきっかけに、仕事を辞めて移住したという一式さん。

まだ呉には住んでいないが、毎週の休日には訪問しその魅力を伝えるべくツイッターなどで情報発信をしているそうだ。

今回のクレーンの写真も呉で撮影したもので、一式さんは、

「場所は呉市宮原に在る『歴史の見える丘』と呼ばれる場所で、戦艦大和が生まれた建造ドックの隣に在るクレーンになります。
今回、呉市が観光に関するパブリックコメントを募集していて、その中のアンケート結果に『観光スポット間の距離や移動時間やモデルコースを知りたい』というものがあり、バスと徒歩で周った場合の時間を調べている最中の事でした」

と撮影当時を振り返った。

ちなみに、クレーンと太陽が「線香花火」のように見える構図になったのは狙ったものではないといい、

「普段はバスで訪れる場所なのですが、徒歩での移動時間を計測するために歩いていました。
夕方になり撮影した場所に近づいた時に、夕日の位置的にクレーンがお日様を吊っているような写真が撮れるかもしれないと思い、撮ってみて画像を確認してみました。
そうしたら『なんか線香花火みたい』だな、と。なので、偶然撮れた一枚です」

とのことだ。

「数多の数の船が生まれた呉の街、その呉の造船所のクレーンでこのような写真が撮れた事が嬉しいです」(一式さん)
線香花火そっくりの絶妙な配置だ(画像はイメージ)
線香花火そっくりの絶妙な配置だ(画像はイメージ)

一式さんはツイッターでの反響について、

「正直こんなに反響があるとは思いもよらずあわあわしてます(笑)。
多くの方に『綺麗』と言って頂けたのが嬉しいですね。普段は武骨に見えるクレーンの様な起重機でもちょっと視点を変えると素敵な写真になったりするので、これからも呉の魅力を伝えながらちょっと変わった写真が撮れたら発信していきたいと思います」

とコメントしている。

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