ここはオタク部屋?→いいえ、市営バスです 佐賀市の「ゾンビランドサガ」コラボがあまりにも「ガチ」
2021.06.16 17:16
市職員がグッズを提供
Jタウンネット記者は16日、佐賀市交通局にも話を聞いた。取材に応じた同局総務課の担当者は、コラボ企画の内容について、
「ラッピングバス車内では、作品の主人公の『源さくら』(声優:本渡楓)の音声での車内放送を行っています。始発付近と終点、およびアニメ聖地周辺バス停では、『源さくら』による自己紹介や案内放送をしています。
また、コラボラッピングバス企画の描き下ろしイラストを用いた『運行記念きっぷ』(1000円/特製クリアファイル付)を佐賀駅バスセンター等で販売しているほか、ふるさと納税の返礼品として採択しています」
と説明した。内装だけでなく、車内放送もアニメ仕様になっているようだ。
ちなみに車内の飾りつけに関しては、同作の製作委員会の承諾を得て、佐賀市交通局の職員で制作している。
「グッズは主に佐賀市職員から無償提供されたものを使用しています。 声優のサインは、YouTubeの番組取材で声優さん2名が撮影にみえられた際にサインを頂き、バスに掲示しています」
とのこと。まさかの佐賀市職員プレゼンツだった。すごいぞ、「フランシュシュ号」......。
「この企画は、佐賀県を舞台にしたTVアニメ『ゾンビランドサガ』とのコラボをきっかけに、バス利用者を増やすことを目的に取り組んでいます。車内装飾については、アニメの聖地巡りをされる際などに、よりアニメに親しんでもらい、コラボラッピングバスを楽しんでいただけるよう、アニメのグッズを掲示しています。
ファンの中でも貴重な限定グッズやサインを惜しみなく掲示することで、ファンの方に喜んでもらえるよう工夫をしています」(担当者)
ツイッターでの反響について、担当者は、
「ファンの皆様方に喜んでいただくような取り組みを通して、アニメ作品と一緒になって佐賀県を盛り上げていきたいという気持ちが伝われば幸いです」
とコメントしている。