「電車で座ろうとすると、おばさんが私の腰を押さえて妨害。隣の席も空いてるのに『私が取ったの!』」(東京都・20代女性)
世の中には、強引な手段で電車の座席を確保する人がいるらしい。
今回紹介するのは、座席を奪われてしまった人たちの「のりものトラブル」。いずれもJタウンネット編集部宛に届いたもので、怒りとモヤモヤにあふれている。
大阪府在住のK子さん(仮名、40代女性)は、在来線に乗っていた時のことを振り返る。
仕事終わりの疲れから、2人掛けボックスシートの片側に座ろうとしたところ、40代くらいの女性から
「後から家族が来るから空いてません」
と、突っぱねられた。
家族って、誰?近くで見ていると...
「通勤で使っている在来線での出来事です。
仕事終わりの夕方、家に帰ると3人の子供の世話や家事で戦争になるので、座っていきたいなと思っていました。
ボックスシートの2人掛けの席の片方が空いていたので、座ろうとすると、40代くらいの女性から
『後から家族が来るから空いてません』
と言われ、そこには絶対に座らせない、という態度をとられました。
在来線ですよ。指定席ではないので、座席を取るということはマナー違反だと思いますが、もしかしたら身体が不自由などの理由があるかもしれないから、と諦めました」
K子さんが乗車したのは、新幹線ではない。当然、座席は誰が座ってもいいはずだ。家族って、誰だろう。しかたがないので、彼女は座れなかった座席を近くから覗いていた。
「近くに立って見ていると、中学生くらいの女の子が入ってきてどかっと座り、ずっと携帯をいじっていました。
自分の子供は立たせたくなかったのでしょうか。とてもモヤモヤしました。
同じようなことは、過去もありました。60代くらいの年配の女性が30代くらいの息子のために席を取っていました。
たまに出会うケースですが、私の心が狭すぎなのでしょうか」
強い言葉で席に座らせてもらえなかったK子さん。
しかし、なかには、もっと強引な手段で席を確保する人もいるようだ。
紙袋を持った手で私の腰を押さえ...
東京都在住の学生S美さん(仮名、20代女性)は、高校時代に座席をめぐるトラブルに遭遇した。
「私が高校生の時に帰宅途中であった、座席エピソードについて、お話します。
電車で2つ席が空いたので、私は片方に腰を下ろそうとしました。
すると隣に座ろうとした中年女性が、
『私がこの席を取ったの!』
と言いながら、紙袋を持った手で私の腰を押さえ、妨害してきたのです。
自分の席があるのだから何を言ってるのだろうと、わけが分かりませんでした。
私はそのまま座ろうとしましたが、その女性が手を緩めることはありませんでした」
なんて、ハチャメチャな。確かに彼女が言うように、もう片方に座ればいいではないか。いったい、中年女性は何にお怒りなのか。
「少し待つと、連れの女性がやって来てきました。
なるほど、この女性は友達の席を確保しようと躍起になっていたのです。
クタクタだった私は、あまりの強引さに怒り心頭でした。
しかし、このまま関わるとまずいと思い、しぶしぶ席を譲りました。
私が年をとったとしても、この女性のように強引な行動に出て人を不愉快にさせることは絶対にしたくないし、このような人の友達になりたくないです」
「のりもの」で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
新幹線や電車などの公共交通機関に乗車した時、イラっと、モヤっとしたことがある人はいるだろうか。そんな体験談をJタウンネットでは募集している。
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