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旅先いい話

「旅行先で酔っ払い、段差から落下。骨折してホテルに帰った私を待ち受けていたのは...」(北陸地方・60代男性)

福田 週人

福田 週人

2021.06.04 11:00
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旅行先でテンションが上がり、ついついお酒を飲みすぎてしまう、なんてことはよくある話だ。

酔って足元がおぼつかずに転んだり、どこかにぶつかってしまって思わぬ大怪我をしたり......そんなこともあるかもしれない。

コロナ禍でなかなか旅行に行けない今、かつての楽しい思い出を振り返ろうとJタウンネットが「旅先でのいい話」を募集したところ、北陸在住の60代男性A蔵さん(仮名)から、まさにそんなエピソードが寄せられた。

旅行中、怪我をしてしまったA蔵さん。せっかくの旅が台無しになるかと思いきや、「楽しい思い出」が出来たそうで......。

最安値の部屋から最高級の部屋に変えてくれた

A蔵さんが沖縄県に旅した時のことだ。

宿泊先のホテルでお酒を飲みたくなり、スーパーに買いに行くことにしたA蔵さん。

その時すでに、那覇の街で飲んでいたという。

「途中、沖縄らしくいい加減な配置のガードレールの間を抜けようとしたら、レールの向こうが高さ1メートルの段差に。落下して見事に足を折りました」

ちょっとお酒も入っていて気分良く歩いていたと思ったら、足を骨折。なんとも気の毒だ。 せっかくの沖縄旅行も苦い思い出に終わってしまったことだろう。

沖縄のホテルで体験した「旅先いい話」(画像はイメージ)
沖縄のホテルで体験した「旅先いい話」(画像はイメージ)

......と、思いきや。その後、救急病院から宿泊していたホテルへと帰ってきたA蔵さんを待っていたのは、スタッフからの温かいおもてなしだった。

「ホテルの人が本当に心配してくれて、なんと最安値の部屋から最高級の部屋に変えてくれて、まさに親身になって対応してくました。
30平方メートルもある新しい部屋で、一泊2千5百円ですよ。外から祭りの歌が聞こえ、まさに沖縄の世界。
その後、入院してからも沖縄らしい心からの親切な飾らない対応をしてもらいました。
こんな事を言うと心苦しいのですが、楽しい思い出になっています」(A蔵さん)

自分の不注意で怪我をしたにも関わらず、ホテルのスタッフさんたちはA蔵さんにとても親切にしてくれたという。A蔵さんからすれば、天国から地獄に落ちたと思ったら、また天国に戻ってきたような気持ちだったに違いない。

「看護師さん、一生懸命な清掃の方、親身になって対応していただいいたお医者さん、スタッフの方、本当に感謝しています。このことで、私は完全に沖縄にハマリました」(A蔵さん)

「忘れられない旅先でのエピソード」、教えて!

コロナ禍で旅行に行きづらい今、せめて過去の旅行の素敵な思い出を振り返りたいという人も多いだろう。

そこでJタウンネットでは読者の皆様の「旅先のほっこりエピソード」を募集したい。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、旅行に行った時期・場所、具体的なエピソード(どんなことにほっこりしたのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

4日19時45分:投稿者からの要望を受け、居住地の表現を変更しました。

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