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老後の不安を抱えるあなたへ 自己防衛おじさんが贈る、若々しくいるための3つのツール

自己防衛おじさん//橋本鉄平

自己防衛おじさん//橋本鉄平

2021.05.30 17:00
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職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。

今回のお悩みは、老後生活に不安を抱える専業主婦・Iさん(東京都在住・50代女性)からの投稿だ。

不安の原因は、物事への柔軟性がないからだとする彼女。自分をコントロールできないことが情けないという。

狭い視野で生きてきたから、もう頭を柔らかくすることはできないのかな――。50代の彼女は、今さら新しいことにチャレンジする勇気がでないと肩を落とす。

思考の切り替えスイッチはどこに。頭を抱えるIさんに、自己防衛おじさんはどんなアドバイスを送るのだろうか。

思考の柔軟性を保つ3つの「バランス感覚」

読者のお悩み

50代の主婦です。

頭や心が固いのがつらいです。

毎日楽しいこともありますが、老後に向けての不安もあります。

その不安はどこから来るのかと考えていくと、頭も心もついでに身体も、すべて柔軟でないことに原因があるのだと思い至りました。

この歳で自分のコントロールすらできないのはとても情けないとは思いますが、今まで狭い視野で生きてきてしまったことは、もう変えられないのではないかとも思ってしまいます。

新しいことに挑戦する勇気もありませんし...。その場その場で、柔軟に物事へ対応できる方々が羨ましいと思います。ちょっと考えの切り替えスイッチがあったら、知りたいなと思う今日この頃です。

自己防衛おじさんの回答

コロナ禍で社会生活がドラスティックに変化した世の中。

我々の生活にも多かれ少なかれ、有形無形に関わらず変わらざるを得なくなり、戸惑っている人も多いのではないでしょうか?

いわゆる若年層であればその変化に柔軟に対応できるようなことでも、年齢を重ねるとやはり何事もフレキシブルになりづらくなるのは、生き物として自然なこと。

体力も思考もいわゆる「鈍」になっていくものなのです。

そんな中あなたはご自身が柔軟性を欠いていると気付き、その上でどうすれば柔軟な思考を保てるかと内観しているわけです。

当たり前のことのようですが、誰もがあなたのような心持ちになれるわけではありません。年齢を重ねれば重ねるほど、自分の生き様に根拠のない自信が生まれ、自分が絶対的に正しいと信じて疑わない大人が残念ながら増えていくものなのです。

柔軟性を保つには常に聞く耳を持ちつつも、自分の軸はブレずに、そして新しさを受け入れていく心持ち。絶妙なバランス感覚が実は必要だったりします。

聞く耳を持ち過ぎると世間の流れやメディアの情報に呑み込まれ、自分を見失ってしまいます。

そして自分の軸がブレないのは良いですが、あまりにも頑なな姿勢ではいわゆる「頑固者」として、腫れ物に触るような扱いを受けることにもなりかねません。

自分の青春時代の物事ばかりを許容して、現代の新しいシステムや流れをはね付けてしまうと、社会の輪を乱すような、荒くれものと認定されてしまう可能性もあるのです。

つまり、この3つのバランス感覚さえ良ければ、年齢を重ねても精神は老け込むことはなく、前向きに生きて行けるのではないでしょうか?

それはあなた自身を若々しくいさせてくれる、魔法みたいな自己防衛ツールなのかもしれませんね。

あなたが抱える「悩み」、自己防衛おじさんに相談してみませんか?

Jタウンネットでは、読者の「お悩み」を募集しています。読者投稿フォーム公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージもしくはメール(toko@j-town.net)で、悩みの具体的な内容(200字程度)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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筆者:占い師の鉄平(自己防衛おじさん)

新橋で発見された占い界の超新星「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平。街頭インタビューでのインパクトのある発言と、独特な顔芸から話題になった。定評のある対面鑑定や執筆活動の他、CM出演など活動は多岐にわたる。Twitter(@tpyclub)
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