これがスイーツ...だと? チョコレートムースに「植樹」した、緑のチュロスがサボテンでしかない
テーマパークや映画館などでお馴染みのチュロス。外はサクサク、中はフワフワの生地に砂糖やシナモンなどで味付けした定番の揚げ菓子だ。
今回、ツイッターで話題になっているのは、あるユーザーが作った一風変わった見た目のチュロス。
よく目にするのは、こんがり茶色い、まっすぐ細長い形状をしたものだが......。
キッチンペーパーの上に並べられているのは、何やら緑色の物体。なかなか予想外の色合いだ。
しかも、注目したいのはその形。それぞれ棒の途中から枝分かれしていたり、短い棒が合体したようにくびれていたり......。そのカラーリングも含めてまるでサボテンだ。
このサボテンのようなチュロスに対し、ツイッター上では、
「すごい!!発想の勝利ですね!!!」
「一瞬本物のサボテン揚げてるように見えました」
「めちゃめちゃサボテンですねぇ!鉢植えに刺さってたら分からなさそう」
といった声が寄せられている。
話題になっているのは、ツイッターユーザーのねごと(@negotoo)さんが2021年5月15日に投稿した写真。Jタウンネット記者は17日、本人に取材した。
失敗作から閃いた
ねごとさんによると、サボテン型チュロスは15日と16日に自宅で作ったもの。
「最初に普通のチュロスを作った際に失敗したものが、偶然サボテンに似た形だったことがきっかけです」
と誕生の経緯を説明した。
ねごとさんは、アメリカのディズニーリゾートの公式ブログが公開していたレシピを参考に、着色料を加えてチュロス作りに挑戦。
「作る際には、形状と色にこだわりました。絞る順番を工夫したり、鮮やかな色が残るように油の温度を調整しました。元のレシピが信頼できるものというのもあって、なかなか美味しくできたと思います」(ねごとさん)
ねごとさんは、このサボテンチュロスをチョコレートムースに砕いたオールブランをまぶしたものに「植樹」。こうするといよいよスイーツに見えない。土の香りがしてきそうだ。
ねごとさんのサボテンチュロスは、17日夜時点で13万件以上のいいねと1万9000件以上のリツイートを集めるなど、大きな話題になっている。
このような反響についてねごとさんは、
「リプライやRTのコメントで楽しそうだから作ってみたいと言っている人が何人かいたので、参考になったならうれしいなと思いました」
とコメント。投稿のリプライ欄で、
「油の温度は高くなりすぎないように注意(160℃前後)」
「口金は8切か10切の星形がおすすめ」
「絞る前に冷蔵庫で生地を冷やしておく(口金をつけた絞り袋に生地を入れて、口金の部分にラップを被せて輪ゴムなどで軽くとめておくと◎)」
など、作る時のコツもメモしているので、興味のある人はそれらを参考に作ってみると上手くいくかもしれない。