日本三名園のひとつ「兼六園」のことじ灯籠は、なぜ片足だけ短いのか
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2021年4月26日放送の「これってスゴくないですか」で、兼六園(金沢市)の紹介をしていました。
有名な兼六園ですが、まだまだ知られざる見どころがあるんですよ。
県民も知らない?
四季折々の見事な景色を見せてくれる兼六園。
有名なことじ灯籠の足が片方だけ短いことは皆さんご存知だと思いますが、なぜ短いかを知っている人は少ないと思います。
江戸時代は雪見灯籠として池の中に立っていたのですが、一般開放され見物客が脚を折りやむなく岩の上に置かれたのです。しかし、かえって良い景色となりました。
また、兼六園にはラジオ塔があることをご存知ですか?
ラジオ塔とは、公園などにラジオ付の拡声装置をセットして一般大衆に放送を聞かせるようにした施設です。
昔はここに人が集まってラジオ体操もしたそうです。
兼六園のラジオ塔は、しっかりと兼六園の風情に合わせた建物で囲まれて、金沢の美意識が感じられます。
そして、霞ヶ池の内橋亭の入り口付近には、セミの抜け殻で文字が書かれています。
20年ほど前にアルバイトの学生が始めたのをきっかけに毎年の恒例となりました。夏になると抜け殻を集め、その年の文字を考えています。
県民もまだまだ知らないすごい場所がたくさんありますね。
(ライター:りえ160)