まさか...「吉良吉影」? カバンに「左手」を入れて持ち運ぶ高校生に注目→本人に話を聞いた
思わず「ナニコレ...」と驚いてしまう光景が、ツイッターで注目を集めている。
こちらはツイッターユーザーのピエロ大好き人間(@I_LOVE_Clown)さんが2021年4月6日に投稿した写真。
黒い鞄の開け口から、キワドイ匂いが漂ってくる。全体的に「うすだいだい」色で、血が通っていそうなソレは......ヒトの手?
この写真とともに、投稿者は
「下校中に職質されてカバンの中見られたら終わるなこれw」
という呟きを残している。
いったい、どういうことなのか。この状況に、ツイッターでは
「これはビビりますね」
「こわすぎぃ!!!」
「また殺人鬼か...」
「実写版吉良吉影」
といった反応が寄せられている。生々しい「手」を写した光景から、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部で、女性の綺麗な手に執着する殺人鬼として描かれる「吉良吉影」を想像する人も。
「失敗と実験」を繰り返し完成した「左手」
Jタウンネット記者は8日、投稿主のピエロ大好き人間さんに詳しい話を聞いた。
現役高校生で、美術系の学校に通っているという彼。まずアレは何...、と聞くと、
「僕が制作したシリコン製の左手です!」
と即答。20年11月頃に、自身の左手の型をとってシリコンを流し込んで作った作品で、「失敗と実験」を何度も繰り返したのだとか。
シリコン製の「左手」。作ったワケを「不気味な作品を作るのが楽しくて大好きだからです!」と語る彼は、ツイッターに、その制作過程もアップしている。
例の「左手」と着色用のアイテムが、机の上にごちゃごちゃと並んでいる。テーブルの真ん中あたりには「耳」のようなものも。ナニをしていたの...、と聞くと
「シリコンに色を付けてる作業です!」
と説明。シリコンは「ドロドロしている」ため、色が塗りにくい素材なんだとか。アルコールを混ぜるとサラサラになるという噂を耳にしたため、試していたという。
何度も試行錯誤を繰り返して、作りだされた「左手」。こだわった点は、「手首の切れ口をリアルに表現したところ」とのこと。赤黒い肉をチラ見せし、血をにじませている切断面は、確かにリアルだ。
不躾な質問だが、話題になった投稿のように通学鞄にコレを入れて登校したことはあるのだろうか。それとも、ネタなのだろうか。
「美術系の高校なので、作った作品を学校に持って行くのはよくありますw」(ピエロ大好き人間さん)
まさかの回答。学校に持ち込んだ時、みんなの反応は?驚かせたことはあるのだろうか。
「みんな驚いてましたw驚かすようなことはしてないですけどねw」
彼の今後の作品に注目だ。