食事中、好物を食べるのはどのタイミング? 全国調査の結果→「最後まで取っておく」が過半数
派閥ごとに異なる意見が...!
用意した選択肢は「先に食べる派」と「中盤で食べる派」、「最後まで取っておく派」、「その他」の4つである。
全国の投票結果をまとめたものが、こちらの円グラフだ。
全体の結果を見てみると、最後まで取っておく派が51.4%(457票)で半分以上の票数を獲得した。
先に食べる派は23.1%(205票)、中盤で食べる派は21.6%(192票)、その他は3.9%(35票)という結果に。
「最後」派の圧勝...?とはいえ「先」派と「中盤」派の得票数は拮抗しているし、両派を足せば過半数に近づく。○○派が1番!というより、ここで気になるのは、それぞれの派閥の意見だろう。
投票を呼び掛けた記事には、特にネット掲示板サイト「5ちゃんねる」やmixiニュースの「つぶやき」欄で、それぞれ100件を超えるコメントがついた。派閥ごとに異なる主張を、この場で紹介したい。
まずは総得票数の半数を獲得した、最後まで取っておく派の意見である。
「最後に食べる 理由は後味が残るから」
「絶対に最後 美味しいものから食べたら、お腹いっぱいになってからだと、嫌いなものは食べられないから」
「好きなものは最後 好物を食べた余韻で食後の幸福感」
「好きなもの食べる瞬間まで眺めながら食う飯はサイコー 一緒に食ってる人に『これ好きなんだ』アピールをしながら食ってると たまにそれ貰えたりしてさらに幸せが倍増することもあるからやめられない」
多くの人が食後の余韻に、幸せを感じているよう。何度も寿司ネタで恐縮だが、筆者も口の中を「ウニ」味で満たしたまま、箸をおきたいため「最後」派である。
とはいえ、1番好きな食べ物を、はじめのうちに食べる人がいることも事実。なぜなのだろうか。
「食べてる途中に死ぬかも知れん 最初に食べるだろ」
と5ちゃんねるに、レスがついていた。そんな極端な...。しかし先に食べる派の意見からは、どこか「切実」な思いが伝わってくるのである。
「職場の人とランチして...横からかっさらわれて以来...最後まで残すのはやめた。真っ先に食べる事も増えたかなぁ」
「先に食べます。家庭では、自分が食べたいものは先に食べておかないと、子供に取られるのだ」
「昔は後に食べてたケド゙胃のモタレとか量が食べれなくなったので段々前に食べるよーになってる」
「昔は最後までとっておいたり、なんてしていたが、今は真っ先に食らいつくかも。。歳?生き急いでいるのかわたし笑」
知人や家族から「奪われる」という声。たしかに先に食べないと...、と頷いてしまった。
なかでも、20代半ばの筆者にとって驚きだったのは、歳を重ねるごとに「食細り」していくという感覚だ。
こちらの意見は、「中盤」派の中にも見受けられた。
「先に食べると後の楽しみがなくなるし、最後に残すとお腹いっぱいで美味しく食べれないし。一口くらい最後に残しておくかも」
中盤派の意見には、その他にも
「中盤の一番盛り上がるところで食べる 最初に箸つけるものと最後に食べるものはきちんと計画する」
といったものが。
また、「好きな物は先に少しだけ食べて、苦手な物、普通な物、最後にまた好きな物」という声もあったが、こちらは「その他」に該当するのだろうか。
その時のメニューや場の状況によって、派閥を変える人もいるだろう。
今まで完全に食べる順を固定していた人は、寄せられた意見を元に、一度変えてみるのも面白いかもしれない。
筆者は、好きな食べ物を先に食べてみることにする。思えば最近、胃もたれの気配を感じやすくなってきた...気がする。