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思わずドッキリ! 大阪・阪南市のふるさと納税には、リアルすぎる「傷」の返礼品がある

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2021.03.30 08:00
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[かんさい情報ネットten.-読売テレビ]2021年3月19日放送の「ナニ!?バーサリー探偵団」のコーナーでは、大阪・阪南市在住の特殊メイクアップアーティスト仲谷進さんを取材していました。

仲谷さんが手がけるシール(さとふる、阪南市のページより)
仲谷さんが手がけるシール(さとふる、阪南市のページより)

特殊メイク一筋30年

大阪・阪南市の住宅街の一角にある二階建ての建物で作業しているのは、日本を代表する特殊メイクアーティストの仲谷進さんです。

映画やドラマ、テーマパークのお化け屋敷やイベントなどの特殊メイクを幅広く手がけています。

仲谷さんが特殊メイクの仕事を志したきっかけは、子どもの時に見た映画「狼男アメリカン」(1982年)の影響なのだとか。「アカデミーメイクアップ賞」を受賞した同作品でその世界に魅了され、以来特殊メイク一筋30年なんだそう。

作業場内にはドラマ内の切断した指の縫合シーンに使用したという、本物と見間違うほどの「手」の造形物が!俳優の福士蒼汰さんの手を実際に型取りして製作したそうです。

並んでいたゴムマスクの製作期間は約2週間ということで、まず「粘土で造形を作る」→「型取り」→「マスクの素材を流し固める」→「メイク」で完成とのこと。

ふるさと納税の返礼品にも採用

大阪・阪南市では返礼品のひとつとして、仲谷さんが手がけた傷メイクのシール「リアル3D傷シール」を採用しています。

これは手間と技術が必要な特殊メイクを簡単に再現できるグッズで、使い方はシールを肌に当てスポンジ(水)で1分間押さえるだけでOKです。

災害訓練でもこの傷シールがトリアージ(傷病の具合を見て治療の優先順位を決める)のために使われ、重宝されているとのことでした。

京阪電車を2週間で「ゾンビ電車」にメイクするなど、活躍の場は多岐に渡っているようです。映画・ドラマだけでなく、いつも目にするCMなどでも仲谷さんの作品に触れていることがわかりました。

いつもと違う角度からの映像の楽しみ方がありそうです。傷シールを返礼品にしている阪南市の遊び心も面白いですね。

(ライター:まみ)

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