パニックホラーが始まっちゃう...!? 「カニ」と「卵」を掛け合わせたら、不気味すぎるクリーチャーが爆誕した
突然だが、こちらの画像をご覧いただきたい。
白い卵の側面の殻が破れ、黒光りした鋭いツメのようなものが左右にそれぞれ3本ずつ、計6本生えている。
鶏の卵を買ったはずなのに、何かよくわからない別の生物の卵が混じってしまったのか...?
パニック映画なら、この卵からモンスターが生まれて、どんどん増えて人類の存在を脅かすようになりそうだ。
だが、もちろん、そんな危険なものではない。
卵から出ているのは、コイツの脚だ。
カニだ。いや、本物のカニではない。カニのフィギュアだ。
縁がギザギザになった甲羅といい、関節部までしっかり再現されている脚部といい、まるで本物のよう。
これだけならただちょっと精巧なオモチャなのだが......リアルであるからこそ、別のものにそのパーツをつけてみると、一気に「生物っぽさ」が増してしまう。
かくして、冒頭の不気味な卵が爆誕したというわけだ。
リアルなカニのフィギュアを使ったこの遊びに、ツイッター上では、
「遊星からの物体Xやな」
「ドッキリに使えそう」
「もはや蜘蛛にしか見えない......」
といった声が寄せられている。
どんな何気ないものでも、脚を付けてみるだけで...
話題になっているのは、ツイッターユーザーのなるみ(@nal_333)さんが2021年3月17日に投稿した画像。Jタウンネット記者は18日、投稿主のなるみさんに取材した。
なるみさんが使ったカニは、玩具メーカーのBANDAI(東京都台東区)が3月に発売したガチャガチャ「いきもの大図鑑」シリーズの「かに」の一種。本物のカニを3Dスキャンにかけ、形状を正確に再現した「ノコギリガザミ」だ。
関節はカニ独特の動き方をする「カニの究極可動フィギュア」だという。
元々SNS上でこの商品のことを知っていたというなるみさんは、
「その出来の良さから『欲しい!』と思ったのですが、どうやら人気なようで全く見つけることができず、街中を探し回ってようやく入手しました」
と、苦労の末にゲットしたものであると述べた。
なるみさんは、今回「ノコギリガザミ」を色々なものと合体させようと思ったきっかけについて、
「この商品は最初の状態では手や脚がバラバラになっていて、それを組み立てて作る仕様なのですが、せっかくそれぞれパーツとして作られているのだから他の物に付けてみたりしても面白いんじゃないか、と思い机の上に置いてあったミカンに脚を刺してみたのがきっかけです」
と説明。
実際に色々なものに脚部をくっつけてみて、「どんな何気ないものでも、脚を付けてみるだけで今にも動き出しそうな感じになってちょっと不気味でした。夢に出てきたら泣いちゃいそうです」と改めて感想を述べた。
ツイッターでの反響について、なるみさんは、
「みなさんそれぞれ既視感を持たれたようで『ゲームにこういう敵がいた』『ホラー漫画思い出した』『SF映画のクリーチャー』というコメントを頂きすごく面白かったです」
とコメントしている。