貼れば貼るほどボロボロに? 丁寧に梱包するほど破れそうに見えてくるテープ
「紙(ダンボール)のやぶれた感」にこだわった
【本日から】
— ゐずみ | MONYA (@Monyaizumi) March 12, 2021
「貼れば貼るほど破れるテープ」完成しました!丁寧に包装するほどズタズタになりますhttps://t.co/28SCt9K1Ws
ラッピングなどにどうぞ。 pic.twitter.com/TRYRyYrXPR
話題になっているのは、オリジナル雑貨の制作・販売などを行っているゐずみ(@Monyaizumi)さんが2021年3月12日に投稿した画像。Jタウンネットは15日、投稿主のゐずみさんに詳しい話を聞いた。
ゐずみさんによると、件の「貼れば貼るほど破れるテープ」は2020年12月下旬頃から構想を始め、その後3週間ほどで制作。さらに2ヶ月ほどを要して印刷業者と擦り合わせを重ねたのち、今回商品化にこぎつけたという。
ゐずみさんは、そもそもの発想のきっかけについて、
「商品の梱包作業でテープを扱うことが多く、デザインテープを一度作ってみたいという漠然とした好奇心が結構前からありました。
梱包作業となれば、テープだけでなく扱う段ボールの量も計り知れず、ある日破棄する段ボールを解体している最中に『この破れた部分の模様をテープにしたらおもしろいんじゃないか』とふと思い立ったという経緯です。
『テープ』『段ボール』という梱包に於けるツートップを掛け合わせて生まれたのがこの作品です」
と説明した。
制作に際しては実際に段ボール板を大量に引き裂き、それを参考にしたとのこと。また、テープへのプリント部分の発色にはかなりこだわったといい、ゐずみさんは「紙に印刷するのとでは話が変わってくるので、調整がとても難しかったです」と苦労した点を述べた。
「思いついた当初はポリプロピレン素材への印刷でどこまで『紙(ダンボール)のやぶれた感』を演出できるかが未知数で最大の懸念点でしたが、発色デザインへのこだわりと度重なる調整が実を結び、イメージ通りの形までたどり着くことができ大変満足しています。
少しでも多くの人の手元にお届けできたら嬉しいです!」(ゐずみさん)

ツイッターでの反響について、ゐずみさんは、
「商品化に伴い予想をはるかに超えるご注文を頂いており、驚きとともに感謝しかありません。ありがとうございます」
とコメントしている。