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まるで「ふっかつのじゅもん」...? 津軽弁を活用した「交通安全スローガン」が難解すぎる

井上 慧果

井上 慧果

2021.02.11 18:00
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日本全国に数ある方言の中でも、特に地元民以外には解読が難しいといわれている青森県津軽地方の「津軽弁」。

この津軽弁を活用した「交通安全スローガン」がまるで呪文のようだとツイッターで話題となっている。その実際のスローガンがこちらだ。

全然わからない...(画像は杉@ke_nekさん提供、編集部で一部トリミング)
全然わからない...(画像は杉@ke_nekさん提供、編集部で一部トリミング)

これは2021年2月5日、ツイッターユーザーの杉(@ke_nek)さんが

「青森の三大方言を比較すると津軽弁意味わからんのがよくわかる」

とコメントを添えて投稿した画像だ。

写真には、青森県警察広報課名義で

「青森県の方言を活用した交通安全スローガン」

が掲載されている。

警察職員が考えたというスローガンは、南部弁、下北弁、津軽弁と、県内で話されている3つの方言が使用されている。

まずは南部弁(県東部で話される)。

「んだすけよ 夜出歩ぐんだば 反射材」

意訳すると

「だからさあ 夜出歩くのならば 反射材を付けようよ」

となるらしい。「んだすけよ」というのは少々難しい気もするが、言っている意味は何となく分かる。

続いて、下北弁(南部弁を下地としたもので、下北半島の大部分で話される)のスロガーン。

「わんつかの かもしれないを 持ってけせ」

これは意訳すると

「少しだけでも かも知れないの気持ちを 持ってください」

とのこと。この2つは、意訳なしでも、何となく意味が分かる。

しかし、最後の津軽弁(県西部で話される)。スローガンは

「わんつかだはんで けねでばな んだなへそいだば まねでばな」

これだけでは、全く意味がわからない......。

意訳には

「ちょっとくらいだったら酒を飲んでも 問題ないだろう そうじゃないだろそれだと だめだよ」

とある。いざ意訳を言われても、どれがどの部分に該当するのかよく分からない。

さすがは津軽弁、やはり難解である。

「文字起こしすると県民でも分からない」
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