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これが天才の発想か... 家事を「やりたくて仕方なくなる」アイデアに脱帽

大久保 歩

大久保 歩

2021.02.01 06:00
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18時から22時は入浴タイムセール

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このお得感あふれるアイデアについて、28日、 sora.FさんがJタウンネット編集部の取材に応じてくれた。

それぞれの家事の価格は、ゴロ合わせで決めたそうだ。洗濯は「29円(フク)」、 食器洗いは「54円(ゴシゴシ)」、入浴は「249円(ニュウヨク)」......といった具合に。なお、入浴して249円もらえるのは18時から22時の「タイムセール」のみ。その他の時間は、「26円(フロ)」だ。

言われるまで気づかなかった筆者が感心していると、

「家事労働に対する価格設定はなかなか難しく、大学生が独断で決めて発信する訳にもいかないと感じました。とはいえ何らかの形で家事の労力を可視化したい。そこであえて値段を語呂にして、あくまでネタであると分かりやすくしました」

と、丁寧に補足してくれた。

1人暮らしを始めて3年が経ち、最近は家事に楽しさが見出せなくなっていたというsora.Fさん。そこで、「何かモチベーションを上げる工夫は出来ないだろうか」と考えたそう。

ヒントになったのは、「家事の手伝いをした子供に対しておこづかいを与える」という昔ながらのやり方だったと言う。

こうして、「家事を遂行した自分自身にご褒美として報酬をあげるシステム」が生み出された。

デザインが、スーパーのチラシ風なのは画として面白いのはもちろん、主婦(主夫)にウケるよう工夫したそうだ。

もともとは、自分で自分に報酬をあげるための発明だったようだが、親が子どもに手伝いをさせるときなど、さまざまなシチュエーションで活用できるとのこと。

sora.F さん自身、これのおかげで入浴と皿洗いをスムーズに済ませられたらしい。

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今回のアイデアに大きな反響があったことについて、感想を尋ねると、

「ツイッター上のお母様方からは『強気な価格設定』『是非取り入れたい』などの声を頂き、とても嬉しかったです。賃金労働として可視化されない家事の労力について、再考するきっかけになればいいなと思います」

と、コメントした。

ちなみに、この「家事チラシ」は、コンビニのネットワークプリントで印刷できるそう。日々の家事が面倒で仕方ない人は、導入してみてはどうだろう。

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