入浴?修行?ゴイサギが水の中で「座り込む」写真が話題 動物園の見解は...
片足立ちで眠るフラミンゴや、逆さまにぶら下がるコウモリをはじめ、自然界にはユニークな生態をしている動物が数多くいる。
その一例であるのか、動物園で撮影されたとある鳥の不思議な行動がツイッターで話題になっている。それがこちらだ。
話題になっているのは、ツイッターユーザーの旨みとコク(@3OtbRJWUWX71c8H)さんが2021年1月9日に投稿した写真。写っているのは、「ゴイサギ」というサギの仲間にあたる鳥だ。
水の中に下半身を浸からせ、まるで水中に座っているかのような姿だ。これは一体、何をしているところなのだろうか。
不可思議な姿のこのゴイサギの写真に、ツイッター上では、
「疲れたのかな....?」
「修行...ですかね......」
「めちゃくちゃ深いこと考えてるか本当に何も考えてないかの二択」
といった声が寄せられている。
理由はわからないらしい
Jタウンネットは2021年1月18日、投稿主の旨みとコクさんに詳しい話を聞いた。件のゴイサギの写真は2020年9月末に、大阪市にある天王寺動物園の「鳥の楽園」内で撮影したという。
「Youtube用に動画を撮影していると他の鳥は普通に水浴びをしている中、面白い体勢で座っているゴイサギが何羽も居たため写真も撮影しました」(旨みとコクさん)
実際に水中に「座る」ゴイサギを見た時の感想について、旨みとコクさんは、
「普通の鳥の水浴びと違い、座ると言うよりはのんびり入浴しているようにも見えました。何回見ても面白く興味深い。コメントでハシビロコウも同じような水浴びをすると教えてもらいましたがそちらも見てみたいです」
と述べた。
それにしても、ゴイサギのこの行動にはどういった意味があるのだろうか。1月20日、Jタウンネットは天王寺動物園にも取材。すると担当者いわく、
「結論から申し上げますと、なぜ座っているのかは分からない、です。飼育スタッフにも確認しましたが、写真のような姿は見たことがない、ということでしたので、珍しい姿ではあると思いますが」
とのことだった。