焼き芋、ねっとり・ホクホクどっちが好き?
ホクホク系が再ブームに?
ホクホク系の代表が「紅あずま」。サラッとした舌触りで、昔ながらの焼き芋です。
一方、ネットリ系の代表は「紅はるか」。こちらは水分が多くクリーミーな甘みで人気です。
サツマイモ料理研究家の新谷梨恵子さんに番組が話を聞くと、ホクホク系の「紅あずま」の作付面積は20年前に比べ約3分の1に減少。一方で、ネットリ系の「紅はるか」は10倍以上に増えたのだとか。
その理由は市場人気が出てきたということもありますが、いい形になりやすく、病気になりにくいため栽培しやすいと生産者にも人気なのだそうです。
福岡市にある焼きイモ専門店「蜜家」では、ホクホク系の仕入れはネットリ系の6分の1程度。また「焼き芋のはやし」ではホクホク系を販売しているが、人気は薄いとのことです。
ただ最近では、ホクホク系を再評価する動きもみられるよう。
シニア層を中心にホクホク系好きが増えていて、わざわざホクホク系を売っているお店を探し、買いに来る人もいるそうです。
その理由は「ネットリ系に飽きた」ということや「ホクホク系でないと焼き芋ではない」というもの。一周回ってホクホク好きがじわじわ増えているそうです。
みなさんはホクホク系orネットリ系どちらの焼きイモがお好きですか?
(ライター:穂積かな)