「鍋の味が薄いなあ」調味料を確認したら... まさかのミスが発覚「これ、ちゅ~る鍋じゃね?」
た、食べたの...?
12月7日、Jタウンネットは投稿者の@yuzuharaさん(30代男性)に当時の詳しい話を聞いてみた。
状況を整理しよう。
まず、彼が鍋を作り始めたのは5日の21時頃。バズレシピでお馴染みの料理研究家・リュウジさんの動画を見て「美味しそうだな」と思い、クッキングスタート。作ったのは「無水ネギ塩ごま油鍋」という、名前の通り水を使わない、お鍋だ。
レシピには「中華ペースト」との記載があったという。ペーストは具材を鍋に入れた後に載せるものらしいが、この時点で「ちゅ~ぶ」(ちゅ~る)を絞って入れてしまっていたという。
ちゅ~ぶが入っているとも知らずに、味見した彼。そのまま完食したという。
「味見でちょっと味が薄いなぁとあごだしを加えて、ポン酢で一通り食べました。
その後締めのラーメンを食べるため、やっぱり味薄いしと鍋に香味ペースト入れようと絞ったら『あれ?これちゅーるじゃね?』という感じで、『ちゅーる鍋』を美味しく頂いてたことが分かりました」
鍋を食べ切った後に、まぐろ味のちゅ~るが入っていたことに気づいたそうだ。
「煮込む前の鍋を自炊アピールのためにツイッターに投稿しているのですが、この時点で明らかにちゅーるなんですね。もううまそう、じゃねぇんだよ...」
取材に対し、ノリツッコミする投稿者。鍋の黒いフタの下にある「ペーストを絞り出したようなやつ」がちゅ~る、だそう。
まぐろ味の鍋を食べてしまった彼。締めのラーメンを食べる前に、ちゅ~るが入っていることに気づいたそうだが、ラーメンは食べたのだろうか。
「ちゅ〜るを調味料代わりにしていた、という事実に気付いて『マジかよ・・・』と放心していました。ただ、人間が食べて駄目なものをネコに与えているわけがないので、まぁダシみたいなもんだよなぁとそのままラーメンを入れて食べました」
いったい、なぜ間違ってしまったのだろうか。彼は、「敗因」をこう推測する。
「敗因は、調味料ストッカーに何故か『ちゅ~ぶ』が入っていたこと。これが、以前使っていた赤色の味覇のチューブが赤色に似ていました。
また、うちの調味料ストッカーにはチューブの調味料は中華ペースト(香味ペースト)とバター(黄色)しかない、という状況認識の甘さでした。対戦ありがとうございました」
つまり彼は、冷蔵庫の調味料を入れる棚を見て「チューブなら、とりあえず中華系のものだろ!」などと認識を誤ってしまったのだ。
結果として、ちゅ~る鍋が誕生。感想を聞いてみると、
「美味しい鍋が出来たぞ、味がちょっと薄いけどゴマ油の風味がいいなぁ!とウッキウキな気分でした。しかし、それは、ちゅーる鍋をウッキウキで食べていたわけですね。気付いたときは、おれは人間としてどうなのかという気持ちで一杯でした」
と述べた。
お腹壊しそう...。そんな反応に、投稿者は「24時間経つけど問題なし、ヨシ!(でも精神的ダメージが大きかった」、と報告している。