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「鉈でクマを追い払った」祖父の武勇伝に嘘が判明→予想外の真相が話題に「そっち!?」「まさかの下方修正」

松葉 純一

松葉 純一

2020.12.06 20:00
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山の中で偶然クマに遭遇したという話を、最近よく聞く。危険なこともしばしばあるようだ。

クマに立ち向かう武器としては、ナタが一番という説がある。クマの弱点だという鼻づらを、ナタの背で思い切りぶんなぐるのが良いらしい。本当かどうかは、試してみないと分からない。できれば試したくない案件だ。

2020年12月1日、次のようなツイートが投稿され、話題になっている。

「おじいちゃんが熊に襲われて持っていたナタを使って取っ組み合いをし、追い払う事ができたという話を本人から聞いていた」が、どうやらその話は、おじいちゃんの捏造だったことが発覚したという。実際は、

「クマはおじいちゃんがナタで叩き殺してた」

というのだ。地方新聞の記事として掲載されたらしい。

このツイートには9万件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中である(12月4日夕現在)。

孫の投稿者・ヨシサキネコム16g(@nagasakiinu)さんは、この衝撃の事実をどう受け止めたのだろう。おじいちゃんはナタの背でクマの鼻づらをぶんなぐり、ナタの刃でとどめを刺したのだろうか。

Jタウンネット記者はヨシサキネコム16gさんに話を聞いてみた。

おじいちゃんは植物を育てるのが趣味だった

ツキノワグマ、写真はイメージです(pelicanさん撮影、Wikimedia Commonsより)
ツキノワグマ、写真はイメージです(pelicanさん撮影、Wikimedia Commonsより)

投稿者によると、おじいさまがクマを「叩き殺した」のは、長野県だったという。肝心の武勇伝については、別ツイートでこうつぶやいている。

「おじいちゃんがなぜ話を捏造したかは定かじゃないが、多分自分無傷だったし、勢いでクマ叩き殺してから、猟友会に連絡しちゃったのが、恥ずかしかったからではないか説が濃厚。うちのおじいちゃん、他にもガードレールとトラックに挟まれたけど無傷とか色々ある」

ツイッターにはこんな声が寄せられている。

「まあ、真面目な話。人が熊をナタあれば殺せるから安心♪とか思われたら犠牲者が倍増しますからね。 思慮深い判断であると思います」
「お爺様、まさかの下方修正」
「おじい様のような方に『熊切』姓を名乗っていただききたい」
「捏造そっち!?お強いですね・・・」

ヨシサキネコム16gさんに、おじいさまの思い出で印象的だったことはありませんか? と聞くと、

「祖父は昔の人にしては身長が高く恰幅も良い方でした。植物を育てるのが趣味で、よく花を愛でていました」

と答えた。気は優しくて力持ち......だったようだ。

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