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爪が折れないLANケーブルが招いた悲劇 まさかの壊れ方に「心を折っていいとは言ってない」

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.11.20 20:00
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小一時間の格闘を経て...

11月18日、Jタウンネットは投稿者のすしさんに詳しい話を聞いてみた。

LANケーブルのコネクタが、ちぎれてしまったのは16日のこと。Wi-Fiルーターをセットアップするためにケーブルを差した、すしさん。抜こうとしても、取れずに困ったという。

「ルーターが壊れそうな勢いで引っ張っても抜けず、かなり不安でした。そして、折れた端子を見ながら、まるでお婆ちゃんが大事にしていた花瓶を割ってしまい、唖然としたような子供のような気持ちになってしまいました」(すしさん)

すしさんが、使ったLANケーブルは「ほぼ新品のもの」だという。爪折れではなく、「コネクタ折れ」。原因を、こう推測する。

「LANケーブルそのものが不良品だったのでしょう。爪は関係ないです。なお、去年ぐらいに同型のLANケーブルを実家のスイッチにも挿して抜けなくなり、実家にあるのは諦めて挿しっぱなしにしてあります。完全に製品の不良です」
「怒り新党」と呟く、すしさん
「怒り新党」と呟く、すしさん

すしさんは、あの手この手で、ルーターにささったコネクタの救出を試みた。

「にっちもさっちもいかないので、写真の通り何度もニッパーで破壊しながらコネクタの中身をくり抜いていきました。

1時間弱格闘して、最終的にLANケーブル上部の爪をマイナスドライバーでグイッと。テコで力を入れつつLANケーブルの下部に、かなり細いマイナスの精密ドライバーを差し込み、下から動かすと抜けました」

抜き取るにあたって、苦労した点を聞いてみると、

「察してください」

と口を閉ざしてしまった。ルーターの差込口は、傷ついてしまっている。通信などに、影響はないのだろうか。

「通信に異常はありません。しかし、ルーターや私の心に残った大きな傷跡が治ることはなさそうです」

小一時間に渡るコネクタの救出劇に幕が下りた。すしさんの心は傷ついたままのようだが...。

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