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余った大根がどんどん消えていく... JA全農が教える「大根ステーキ」レシピに反響→実際に作って食べてみた

福田 週人

福田 週人

2020.11.10 11:00
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余った大根をステーキに(写真は全て編集部撮影)
余った大根をステーキに(写真は全て編集部撮影)

一度に使いきれず余ってしまった大根の処理に困った経験、ないだろうか。

そんな時に試してみたいレシピが、ツイッターで話題になっている。JA全農の広報部公式ツイッター(@zennoh_food)が2020年11月4日に紹介した「大根ステーキ」という一品だ。

余った大根が「ペロリと消えていく」というレシピについて、ツイッターでは、

「はちゃめちゃに美味そう...!!!」
「大根をステーキに添えて消化の助けに......じゃなくて大根自体をステーキにするのか!!」
「大根いつも余らせるのでこの冬はこれやってみよう」

といった反応が寄せられていた。

なるほど、焼くだけならお手軽だし、たしかに簡単に余りものの大根を消費できそうだ。ちょうど冷蔵庫に大根があったので、Jタウンネット記者も実際に「大根ステーキ」作りに挑戦してみた。

噛むたびにじゅわっと...

まず、先述のツイートを投稿したJA全農の広報・調査部の担当者に話を聞いた。11月6日の取材に応じた担当者は、大根ステーキの調理法を投稿した経緯について、

「秋から冬にかけては大根が多く出回る時期なので、大根の話題を選びました。おでんや煮物、付け合わせとして大根おろしにする、といった定番のメニューももちろんおいしいですが、焼いた大根もまた違った味わいを楽しめるので、ステーキという調理方法を紹介しました。
ぜひ旬の大根を色んな調理方法で多くの方に味わっていただけたら嬉しいな、という想いです」

と語った。

そういうことなら、さっそく試しに作ってみよう。

まずは今回の主役、大根を用意する。

どこにでもある普通の大根
どこにでもある普通の大根

大根を1~2センチメートルほどの厚さで輪切りにし、皮をむく。

その後は耐熱皿に並べ、電子レンジで5分間蒸していく。

大根を輪切りにして......
大根を輪切りにして......

皮をむいて電子レンジへ
皮をむいて電子レンジへ

フライパンでバターを熱し、蒸した大根を両面に焼き色がつくまで焼く。

フライパンで焼く
フライパンで焼く

ちょっと焼き色を付けすぎてしまったかもしれないが、無事に焼きあがった。

あとは、味付けのための調味料の準備だ。「照り焼き風」のタレは、醤油と砂糖と酒を1:1:1の比率で混ぜ合わせて作る。ポン酢は市販のものを使用するが、今回はゆずポン酢を使ってみた。

また、「照り焼き風」のタレにおろしにんにくを加えた「ガーリック照り焼き風」のタレも作った。

左から、ガーリック照り焼き、ゆずポン酢、照り焼き、の味付けをしたもの
左から、ガーリック照り焼き、ゆずポン酢、照り焼き、の味付けをしたもの

それぞれお皿に盛りつけて、完成。見た目はたしかにステーキのように見える。

いざ、実食
いざ、実食

実際に箸を入れてみると、香ばしいバターの香りが漂ってきた。煮込んだものほどではないものの、口に入れるとほろほろとやわらかい食感。噛むたびにじゅわっと大根の汁が染み出し、ジューシーな味わいだ。

甘じょっぱい照り焼き風、さっぱりとしたゆずポン酢とそれぞれ違った味わいがあって美味だったが、記者の一番のお気に入りはガーリック照り焼き風だった。

今回は3種類だけの味付けだったが、味噌やからしを付けたりと、他にも色々な味変が楽しめそうだ。

これは、たしかにあっという間に大根が消えていくかも......。

余った大根の調理法に迷ったら、皆さんもぜひお好みの味付けでステーキにしてみるのはいかがだろうか。

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