ギンナン食べ過ぎで中毒の危険 いくつまで食べていいの?管理栄養士に聞くと...
2020.11.04 08:00
「60個食べた4時間後に...」
ギンナンはカロテンやビタミンCなどを含む栄養価の高い食材である一方、有毒成分であるギンコトキシンを含んでいるそう。
食べ過ぎるとおう吐を誘発するほか、けいれん発作を起こすことも。
このギンコトキシンは熱に強く、煮る・焼くなど加熱調理しても消えないとのことです。
東京都福祉課保健局による症例では、
「1歳男児が7時間でおよそ50個食べ全身けいれんを起こした」
「41歳女性が60個食べた4時間後におう吐、下痢、両腕のふるえを起こした」
との報告がありました。
日本中毒情報センターへは、特に5歳以下の子どもに関する相談例が多く、「5歳以下の子どもには食べさせないで。大人でも食べ過ぎないようにしましょう」とのこと。