「新幹線で大騒ぎする社員旅行グループ。うるさいと思って見ていたら、いきなり座席を『ドンッ』と叩かれて...」(神奈川県・40代女性)
乗り込んだ新幹線。予約した指定席に向かうと、前方に10数人の社員旅行グループが。すでに、相当盛り上がっているようで――
楽しい旅の道中だ。少しくらいお喋りしながら酒を交わすことくらいは、お互い様...、と許容できるだろう。しかし、あまりにも騒ぎ立てていたら、事情は変わる。
ある人が、車掌に頼んで注意してもらったという。ところが、それでも静かになることはなかった。
あーあ。早く降りてくれないかな...、そう思っていると団体客は一斉に降りる支度を始めた。「私」がホッとした、その時だ。
ドンッ――。前に座っている若い女性社員が、自らの座席の背を叩いた。びっくりして、「私」が目をあげると、こちらを鬼の形相でにらみつけてきた。そして、そのまま仲間とばか笑い...。
これは、神奈川県に住む40代女性・T子さん(仮名)が、新幹線内で、あらぬ誤解を受けたというエピソードだ。
Jタウンネット編集部に寄せられたメールには、彼女が味わった嫌な思い出、その一部始終が綴られていた。