「新幹線で大騒ぎする社員旅行グループ。うるさいと思って見ていたら、いきなり座席を『ドンッ』と叩かれて...」(神奈川県・40代女性)
乗り込んだ新幹線。予約した指定席に向かうと、前方に10数人の社員旅行グループが。すでに、相当盛り上がっているようで――
楽しい旅の道中だ。少しくらいお喋りしながら酒を交わすことくらいは、お互い様...、と許容できるだろう。しかし、あまりにも騒ぎ立てていたら、事情は変わる。
ある人が、車掌に頼んで注意してもらったという。ところが、それでも静かになることはなかった。
あーあ。早く降りてくれないかな...、そう思っていると団体客は一斉に降りる支度を始めた。「私」がホッとした、その時だ。
ドンッ――。前に座っている若い女性社員が、自らの座席の背を叩いた。びっくりして、「私」が目をあげると、こちらを鬼の形相でにらみつけてきた。そして、そのまま仲間とばか笑い...。
これは、神奈川県に住む40代女性・T子さん(仮名)が、新幹線内で、あらぬ誤解を受けたというエピソードだ。
Jタウンネット編集部に寄せられたメールには、彼女が味わった嫌な思い出、その一部始終が綴られていた。
「車掌にクレームをつけたのが私だと思ったのでしょうね」
新幹線で、もやっとしたことがあります。
というより、トラウマになりそうに怖かったことですが...。
京都に行く時に乗った、新幹線・ひかりの指定席でのことです。
仕事の関係で、友人とは別の新幹線で移動となり、私は2席シートの窓側の席を予約しました。
あの日は、土曜日。しかも途中駅から乗ったので、ほぼ満席状態でした。
私の座席は、車両の中程。すぐ前の席には、社員旅行らしき10数人のグループが座っており、すでに盛り上がっていました。
荷物を網棚に上げようとしたら、その団体客のバッグとカメラが占領しており、諦めました。
一言「すみません」と言ってくれればと思いましたが、社員旅行に常識を期待しても...、と断念しました。
いやな予感はあたり、静岡を走る頃には男女が入り雑じって大騒ぎが始まりました。あまりのうるささに近くの人が、車掌に注意してもらいましたが、効果はありませんでした。
名古屋で降りるよう祈りましたが、降りる気配はありません。諦めかけた頃、米原に近づくと一斉に降りる支度を始めました。
私が、ほっとしていると、
「ドンッ」
と前の席の若い女性社員が、座席の背を叩いてきました。
びっくりして目をあげると、こちらを鬼の形相でにらんできたのです。そして、その後は仲間とばか笑い。上司らしき男も見て見ぬふりでした。
つくづく情けない会社だと思いましたが、その時は凄まれてしまって、怖かったです。
車掌にクレームをつけたのが私だと思ったのでしょうね。
京都に近づくにつれて、こちらも一言言ってやればよかったと、情けなくなりました。
新幹線で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
新幹線内でイラっと、モヤっとしたことがある人はいるだろうか。そんな体験談をJタウンネットでは募集している。
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