ハダカデバネズミの群れには、自分の体で赤ちゃんを温める「ふとん係」が存在するらしい
ハダカデバネズミという動物を見たことがあるだろうか。
名前の通り、裸で、出っ歯なネズミである。体に毛がほとんど無いためピンク色の皮膚が露出し、長い一対の前歯は皮膚を突き破って生えている。
なんとも奇妙な姿の生き物だが、その生態も不思議だ。
彼らは群れを作って暮らしているのだが、その群れにはこんなヒエラルキーがあるらしい。
この画像は、ツイッターユーザーのChii★69(@xChiixCoxRocksx)さんが2020年10月14日に埼玉県こども動物自然公園(東松山市)で撮影したもの。
ピラミッドの最上部に位置するのは、「女王」だ。その下に「王さま」、「兵隊」と続き、最下層には「穴掘り係」「掃除係」「食料運ぶ係」「ふとん係」などの役職のハダカデバネズミたちがいる。
気になるのは、「ふとん係」という役割だ。一体、どんな仕事をしているのだろう。