大量のアヒルが手水鉢の中をぷかぷか... 京都の粟田神社の「アヒル手水」が可愛すぎると話題に 神社に誕生の経緯を聞いた
コロナ対策で普段は空
Jタウンネットは19日、粟田神社を取材し、宮司の佐々貴敏道さんにアヒル手水について詳しい話を聞いた。
現在、新型コロナウイルスの感染防止対策として、普段は水を入れていないという手水鉢。柄杓も撤去し、龍の口から流れ出る水で直接手を浄める形を取っているそう。
手水にアヒルを入れたのは、16日のこと。
佐々貴宮司は、
「空っぽの手水鉢が寂しいね、という話は元々していたんですけど。16日に、前日の例大祭の片づけをしていて、久しぶりに手水鉢の掃除もしたので、その際にとある氏子さんが、ご自宅から持ってきていたこのアヒルたちを入れてくださいました」
と、経緯を話す。
まぁ何と言いますか
— 粟田神社 (@awata_shrine) October 18, 2020
花手水じゃなくてアヒル手水
目で楽しんで頂けると
ありがたいです
(氏子さんがこんなのどう?と入れて下さいました 何時撤収かは分かりません) pic.twitter.com/fcUlXIVwJN
ちなみに、龍の口から出た水は、その前にわたっている竹を通って鉢の外に流れ出るようになっているそうで、アヒルの泳いでいる鉢の中に直に入ってしまうことはないとのこと。ツイッターではアヒルが溺れてしまう(?)のではという声もあったが、その心配はなさそうだ。
アヒルたちは、取材をした19日の段階ではまだ手水鉢の中を泳いでいるとのことで、佐々貴宮司は
「いつまでやるかは分かりませんが、氏子さんもしばらくはいいよとおっしゃっているので、アヒルたちが綺麗な内は入れておこうかなと思っています」
としていた。