大人の小説を買ったつもりが、ページをめくると「グリムの昔話」 古本屋で発見された「貴重」すぎる一冊がこちら
2020.10.03 08:00
「印刷工程でどんなミスがあったのかはわからぬが、一生で一度しかであえないだろう本」
ツイッターユーザーの成相裕幸(@ainari1984)さんによる、こんな投稿が話題になっている。
「一生で一度しか出会えない」とされた本...それがこちらだ。
成相さんが購入したのは小説「粉飾決算・取締役スケープゴート氏の悲しい体験」(菊田良治、日経BP社)。本を開くと、タイトルが書かれたページが現れる。
ここまでは多くの本と同じ構成だが、問題はそのあと。
タイトルが書かれたページの裏には、
「子どもに語る グリムの昔話(2)」(こぐま社)
と、なぜか全く別の本のタイトルが記載されている。読者対象も世界観も、全然違うように思われるが...いったい何が起きたのか。
成相さんは2020年9月25日に、この本をツイッターで投稿。10月2日までに1万4000件以上リツイートされ、話題になっている。
投稿に対し、ほかのユーザーからは、
「子供に語れなさそうなの草」
「粉飾決算は大人のグリム童話ですよね。わかります」
「出版社は異なっているので、印刷所なにがどうなったらこういうミラクルが起きるのか気になるw」
といった声が寄せられている。