パウチを開けようとしたら、切れ込みがずれて大惨事... 「レトルト食品あるある」図解に共感の声「わかりすぎて腹立ってきた」
みなさんはレトルトパウチの封を開ける時に、こんな事態に見舞われたことはないだろうか。
こちらは、ツイッターユーザーのカソクキセンパイ(@AccSempai)さんが2020年9月9日に投稿したもの。「必ずこうなって腹たつ」というツイートに添えられている画像は、レトルトパウチの開け方に失敗した状況の図解だ。
多くのレトルトパウチには、「ノッチ」と呼ばれる切込みが入っている。そこから切っていけば、ハサミを使わなくても手で開けられて、便利である。
図解ではまず、ミートボールの入ったパウチを向かって左側のノッチから開けようとしている。しかし、である。水平方向にスーッと開けようとするものの、表側は右肩上がりに切れてしまっている(かたや、裏側は右肩下がりに...)。
これではきれいに切り離せない。そこで仕方なく、右側のノッチから開けようとするも、両端の切込みとピッタリ合わず、結局パウチの上の部分がついたまま、パスタにミートソースをかけるハメに。
そしてソースは、パウチにべったりとついてしまう。
ツイートによるとカソクキセンパイさんがまず左から開けようとするのは「手や道具を汚さずに袋の端を完全に切り離して、振って中身を出す」ため。それがうまくいかず、こんな状態になってしまったら、それは腹も立つというものだ。
彼が投稿した図解には、
「猫用パウチご飯で毎日こうなってます」
「わかりすぎて腹立ってきた」
「激しく同意。痛いほどわかる。。。」
など、多くのツイッターユーザーが共感を寄せている。
また、「切れ目がズレても引きちぎってました」という人や、パウチを切るための便利グッズをオススメする人もいた。
なぜこうなっちゃうの...?
そもそも、なぜこうなってしまうのか。カソクキセンパイさんは、図解に続ける形でその理由を以下のように説明している。
「なぜこうなるかというと、袋の裏表が離れている場合、それぞれが少しズレた方向に引っ張られるからなんです」
袋の表と裏がピチッと密着している状態ならば、表が右肩上がりに切れて裏が右斜め下に切れることは、ないだろう。カソクキセンパイさんの場合、袋の裏表が離れていたため、裏表で切込みの方向がズレてしまったのだ。
「注意しないと袋の表面と裏面が別々の方向に裂けていって、切り離せない。さらに裂け目が反対側の切り口を跨いでるとこうなってしまうわけです」
と、失敗の原因を判断するカソクキセンパイさん。
10日、Jタウンネットが本人に話を聞いてみると
「毎回、次は注意してやろうと思うのですが、失敗するのでツイートのネタにしました」
と述べた。ポスドクと呼ばれる、大学勤めの研究員で30代だという彼。9日にミートソースパスタを食べるときに、パウチの開け方を失敗してしまったという。
そんな彼は、投稿に寄せられた「それを防ぐために両サイドに切れ込みがあって半分におって同時に切っていくスタイルです」という失敗を防ぐ解決方法に
「この発想はなかった!!」
と驚いていた。