「暑さでとけてしまった猫」が激写される 大丈夫?と思うけど...夜になると「ムクッ」
「これは暑さでとけてしまったねこ」。そんなツイートが投稿され、注目を集めている。
ジーっと見ていると、こちらまで溶けてしまいそうになる写真。それがこちらだ。
こちらはツイッターユーザーのくらげねこさんが2020年8月5日に投稿した一枚だ。
映っているのは2匹の猫。どちらも体を横にして、ぺたんと地面に体をつけている。暑がっているのか、気持ちがいいのか、表情がわからないため判断がつかないが、のびのびと自由な雰囲気が伝わってくる。
道路に寝転がる猫の写真。ツイッターには
「残雪のよう」
「ねこの液状化現象がますます加速する...」
「パニック映画の冒頭シーンに使えそうな溶け具合。家を出るとそこには...」
といった反応が寄せられている。
夜になると...
「とけてしまったねこ」。その後はどうなったのか、気になるところだ。
撮影者のくらげねこさんは8月6日、
「夜になって本来の形状を思い出したねこ」
とつぶやいている。
ムクッ――。そんな擬音がぴったりな一枚だ。
6日、Jタウンネットが撮影者のくらげねこさんに当時の詳しい話を聞いてみた。2枚の写真は5月頃の暑い日を狙って、超望遠レンズを使って撮ったものだという。
「とけてしまったねこ」は夕方の16時半頃に、ムクッと起き上がったのはその日の夜にパシャリ。くらげねこさんは、フリーのカメラマンで、暇があるときは猫を中心に撮影をしているそうだ。
「いつも数匹のねこがいる道路を超望遠レンズで溶けている風に撮影しました。夜の写真も比較して使う予定で、ようするに完全に狙い通りになったということです」(くらげねこさん)
あんなに体が伸びきっていたのに、起き上がると元の「形状」に戻る。猫って不思議な生き物だ。