梅田ダンジョンに生息するモンスター? 地下通路の謎オブジェが話題に→管理者に正体を聞くと...
JR大阪駅を中心とした地下街は、その構造のややこしさから「梅田ダンジョン」などと呼ばれ、しばしばインターネット上でも話題になる。
そんな梅田地下街には、ゲームのダンジョンに登場するようなモンスターがいるらしい――そんな目撃情報がツイッターで話題になっている。
これが、そのモンスター(?)だ。
こちらの写真は、ツイッターユーザーのゲンブ時々コルトバ(@shion_coltwald)さんが2020年7月20日、
「梅田ダンジョンがトレンドになってるみたいなんで実際に梅田ダンジョンにいる『高難度ダンジョンにいそうな今まで見たモンスターとは違う不気味さ放ってるモンスター』感ある像置いときますね」
として投稿したもの。
白い四本足の生き物(?)の頭から植物が生えている姿は、確かに不気味で、言われてみればモンスターっぽい......。
ツイッターでは
「油断してると『グパァ』ってでっかい口開いて食われそう」
「攻撃力そーでもないなーと思ってたら急に即死系の魔法使ってきそう」
「大根?」
「私はこれ、通るときに余り見ないようにしている。。」
といった反応が寄せられている。
「モチーフはポニーです」
Jタウンネットが21日、投稿者のゲンブ時々コルトバさんに話を聞いたところ、このモンスター(?)を撮影したのは18年5月ごろ。場所は、市営地下鉄「西梅田」駅の改札を出てすぐだという。
謎のオブジェの印象を尋ねると
「初めて見た時からRPGのモンスターのような不気味さを感じたり、座ってる個体はちょっと可愛かったり...まぁ不気味の割合がでかかったです」
とのことだった。
それにしても、このモンスターの正体はいったい何なのだろう。
このオブジェがあるのは、オオサカガーデンシティという地区だ。Jタウンネットは22日、同地区を管理する西梅田地区開発協議会の事務局を務める阪急阪神不動産を取材した。
広報担当者によれば、このオブジェができたのは、17年11月。
立っているもの、座っているものなど合わせて10体いるという。
気になる正体を聞くと
「モチーフはポニーです」
との回答があった。
言われてみればポニーに見えないこともない......?
そして愛らしいモチーフだと知ってから見ると、不気味な印象も多少は和らぐような気がする。
また、阪急阪神不動産が運営する「梅田エリアイベント情報」というツイッターアカウントは、このオブジェについて
「西梅田で働くオフィスワーカーの疾走感や休日に遊びにきた家族・恋人達を、馬をモチーフとして表現しております。
言うなれば、街の皆さまです!
当時の制作担当の間では『ポニーちゃん』と呼ばれています」
と、話題の発端となったツイートを引用する形で反応している。