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この画像が何を表現しているか...理解できる? 10代学生が作った「わかる人にはわかる」クイズに反響

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.07.27 18:00
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突然だが、みなさんにクイズ。

こちらの画像を見てほしい。何を表しているか、わかるだろうか。

どこかで見たことあるような...(画像は市川(@sakura1945815)さんから)
どこかで見たことあるような...(画像は市川(@sakura1945815)さんから)

こちらはツイッターユーザーの市川さんが2020年7月20日に投稿した画像だ。

四角や丸みを帯びた図形が青や緑、赤色で塗られている。

投稿者によれば「わかる人にはわかる画像作ってみた」とのこと。ヒントはこれだけだ。

もう少しだけヒントを与えると、赤や茶色の8つの図形がそれぞれ何かを示している(右上のクリーム色の四角と水玉模様はセットで考えてみてほしい)。

本好きの人であれば、ピンと来た人はいるかもしれない(正解はこの下に)。

...

...

...

そう、答えは新書の表紙だ。彼の投稿は注目を集め、画像を見た人からは

「おお、愛すべき本たちよ!!」
「見えるぞ、わたしにも本が見える!」
「新書本や文庫本の表紙だ!すばらしい!こうしてみると、美しいものですね、新たな発見だ」

といった反応がツイッターに寄せられている。

ところで更に踏み込むと、どのデザインがどの出版社のレーベルなのか気になるところだ。

さっそく答え合わせをしてみよう。

みなさんはいくつわかりました?

Jタウンネットは22日、投稿者の市川さんにそれぞれの表紙がどの出版社のレーベルを表しているのか聞いてみた。

答えは...
答えは...

答えは、上段の左から文春新書、中公新書、岩波新書、ちくま新書。下段左から、新潮新書、角川新書、集英社新書、講談社現代新書とのことだ。

みなさんは、いくつわかっただろうか(筆者は岩波とちくま新書の2つだった...)。

市川さんは、読書が趣味で戦史研究や骨とう品を集めている10代の学生だという。彼は今回の画像を作った理由について

「自分は趣味が読書なのですが、その中でも特に日本の近現代史の基礎知識を学ぶために新書を買い集めています。新書を読む中で、レーベルごとの特徴的な表紙デザインを採用していることに気が付きました。

そして、これを抽象化したイラストを作り、クイズ形式にすれば面白いんじゃないかなと思い、今回の『わかる人にはわかる画像』を作成しました」

と話す。彼は、追加でこんな画像も作っている。

左から光文社、NHK出版、平凡社、双葉新書(画像は投稿者から、編集部編)
左から光文社、NHK出版、平凡社、双葉新書(画像は投稿者から、編集部編)

デザインだけで「〇〇の新書だ!」とわかった人は、相当な本好きだ。

投稿が注目を集めたことに、市川さんはこう述べた。

「この投稿がここまで広まるとは想像もしていませんでした。

当初は自分の仲間内にだけわかってもらえばいいかなと思っていましたが、その予想をはるかに超え、読書家の皆様や書店員、図書館職員、果ては出版社にまで広まり大変驚いています。

今回のこれをきっかけに、さらなる新書文化?の振興につながってほしいなと思っています」
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