このタヌキは「狂狸(きょうり)」です 動物園の斬新すぎる紹介文が話題に→本当はどんな子?飼育員に聞いてみた
2020.07.23 08:00
「人を選ぶようになってしまって...」
美しいのに狂暴。そんなロコちゃんのことが気になって仕方がない...。Jタウンネットは7月17日、大内山動物園に詳しい話を聞いた。
大内山動物園ではおよそ100種類700頭の動物たちを飼育。ホンドダヌキはロコちゃん以外にも何頭かいるという。
ロコちゃんはまだ赤ちゃんのときに千葉県内で保護され、16年6月に大内山動物園にやって来た。
「小さい頃はそうでもなかったのですが、今は割と人を選ぶようになってしまって...僕に対しては噛むこともないですし、甘えた声でお腹見せたりするんですが、それ以外の人に対しては、ものすごく怒ってきます」
こう話すのは、かつてロコちゃんの世話をしていた飼育員の齋藤孝志さん。ロコちゃんが大内山動物園に来たときから19年秋ごろまで世話を担当していた。
ロコちゃんは育ての親である齋藤さんに対しては、お腹を触られるなど「されるがまま」の状態だという。しかし、彼以外の職員には、ふとした瞬間に噛んでしまうなど、冷たい態度をとっているらしい。