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距離と運賃のバランスがおかしい? 北海道旅行者が「理解できない」と嘆く飛行機の価格問題とは

笹木 萌

笹木 萌

2020.07.03 20:12
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羽田~稚内は7000円台も

鳥辺さんは東京在住の大学生。帰省する際に稚内、礼文島、利尻島に寄ってから札幌に向かったという。

その際に利用したのが羽田空港~稚内空港と、利尻空港~丘珠空港(札幌市)間の飛行機。羽田~稚内はANA便で45日前までの割引「ANA SUPER VALUE 45」を、利尻~丘珠はJAL グループのHAC便(北海道エアシステム)を利用した。

「東京から稚内までの便は、SUPER VALUEで運賃が安くなりやすく、過去に10000円切りの運賃をANA公式サイト・旅割Xで見かけたことがあります。しかし、利尻~丘珠便は離島便でもあることから割引率が良くなく、運賃が相対的に割高になりがちです」

鳥辺さんは今回利用した飛行機の料金についてこのように話す。

実際にANA、JALの公式サイトで検索してみたところ、羽田~稚内は75日前までの割引「SUPER VALUE 75」で7790円の日もあった。それに対して利尻~丘珠の最安値は調べられる限りだと1万3800円だった。

鳥辺さんの場合は当日空席があれば乗ることができるJALの割引運賃「スカイメイト」(対象・満12歳以上26歳未満)も利用可能だったというが、今回は利用しなかった。

投稿では「理解できない」としつつも、「離島なので割引も効きづらいのは仕方なく、納得はしている」と鳥辺さん。今回の投稿が話題になったことについては、

「少しでも宗谷地方に行きやすいと思ってくだされば嬉しいです。宗谷地方はロシアに近い最果ての地だと思われがちですが、東京から稚内まで直行便が飛び、運賃も割引時は結構安いです。

利尻も交通費が高い高いとは言いますが、稚内からハートランドフェリーが出ており、運賃もそこまで高くはありません。コロナウイルスの影響で旅に出づらい時期ではございますが、しっかり自衛して、ソーシャルディスタンスを心がけて遊びに来て下さればと思います」

とコメントしている。

(7月6日11時15分追記)記事初出時、本文と見出しの内容に一部誤りがあったため、訂正しました。

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