「道路族がうるさい!ネットで相談したら...『子供が可愛くないの?』。えっ、なんで私が責められてるの」(東京都・30代女性)
「私が神経質なのかと逆に苦しめられました」
神奈川県に住むMさん(30代女性)から、Jタウンネット編集部に一通のメールが届いた。道路族への怒りや苦しみをつづった内容だ。
集合住宅の駐車場でボール遊びをしていた子供達に、そばで注意もせずおしゃべりするお母さん集団。Mさんはこうした騒音でストレスフルな生活を送っていたという。
管理会社に伝えても、騒音は鳴りやまず効果なし。騒音被害をネット上で相談しても
「子どもが可愛くないんですか?」
「夜間じゃないんだから多目に見てあげればいいのに」
との反応が返ってきたという。
もしかして「私が神経質なのか」と彼女は苦しんだそうだ。そして、精神的に追い詰められていった彼女に、ある異変が起きた。
「一日中トイレに篭る日々」

15年程前に遭遇したトラブルです。
まだ「道路族」という言葉も無く、周囲に相談しても理解して貰えず、精神的に非常に追い詰められた辛い経験です。
当時は郊外のテラスハウスに住んでいました。有名なテレビドラマのロケ地としても使われた、閑静な新興住宅地といった雰囲気の土地でした。周辺もテラスハウスが並び、多くは小さな子供のいる家庭でした。
住んですぐに困惑したのが、敷地内の駐車場で他の棟の子ども達によるボール遊びと、その側で注意もせず、井戸端会議にいそしむ母親達の姿でした。
当時我が家には受験生がいました。ですが、父親が家庭内で勉強を教えている時も、窓越しにずっと騒音が続いていました。
私はキルト作家を目指していて、緑の多い眺めの良い部屋でソーイングを楽しむつもりが、騒音によって集中出来る筈もなく台無しでした。
管理会社に伝え、駐車場内で遊ばない旨の貼り紙を目立つところに貼りだしてしてもらいましたが、全く効果はありませんでした。
受験生の娘が言うには、遊んでいる子供達が通う小学校はモンスターペアレントが多いことで有名だそうです。我が家の向かいに住む、いつも騒いでいる子の親は塾講師だとも話していました。
騒音被害について、ネットで相談しても
「子どもが可愛くないんですか?」
「夜間じゃないんだから多目に見てあげればいいのに」
といった反応だらけ。そんな回答ばかり寄せられ、私が神経質なのかと逆に苦しめられました。
ストレスが原因かどうかは定かではありませんが、私は難病を発症し、一日中トイレに篭る日々。50キロ以上あった体重は38キロまで落ちてしまいました。
歩行どころか、引き出しの開け閉めが出来ない程に弱ってしまい、とうとう入院することに。退院後は転居先を探すことに専念しました。
近隣に騒がしそうな家庭はないか、時間帯を変えて何度も足を運び確認して決めました。
同じ思いは二度としたくない一心でした。
泣き寝入りは悔しかったけれど、今となっては正しい決断だったのだと感じています。
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