チビデカ公園、たまねぎちゃん公園... 札幌には変わった名前の公園が多いらしい→調べてみたらマジだった
2020.06.15 06:00
名前はどうやって決める?
投稿者のJunyaさんは札幌にユニークな名前が多い理由について、こう考察している。
「札幌市内の住所の多くは条丁目なので、一つの地名(字名)でカバーされる範囲が非常に広範囲であり、地名そのもの数が少ないということ。
またもともと歴史が浅く、戦後に人口が急増した都市であるため、街全体がニュータウンのような開発が行われたのではないでしょうか」
変わっているとはいえ、すべてがまったく縁もゆかりもない名前というわけでもない。例えば東区のたまねぎちゃん公園にはタマネギ形の遊具があり、旧札幌村の東区自体がタマネギ栽培発祥の地である。
また北区にある新琴似ホァンホァン公園と新琴似カンカン公園、こちらはかつて上野動物園にいたパンダ、ホァンホァン・カンカンの名前と一致する。実際に由来しているかはわからないが、子供の興味をひくパンダの名前を付けた可能性は高い。
もしかすると、他のチビデカ公園やホームラン公園も何か理由があったのかもしれない。
公園の名前はどのようにして決められているのだろうか。Jタウンネットは2020年6月4日、札幌市役所みどりの推進部の担当者に聞いてみた、
「今の大まかなルールとして、公園名の頭に条丁目を付ける場合が多いです。また、時代によって何が新しいのか変わってしまうので、なるべく『新○○公園』というのは付けないようにしています。
それに続く名前としては、何かが由来になっている名前も多いかと思いますが、町内会や地元の方との意見交換を参考に、公園の名前にふさわしいものを付けています」
現在、札幌市内にある公園は2741か所。Googleマップでお気に入りの名前を探してみるのもいいかもしれない。