「道路族が怖くて夜も眠れない。騒音のせいで仕事もできず...私の精神はもうボロボロです」(神奈川県・50代女性)
自宅周辺の道路で遊ぶ子供やその親達に、頭を抱える人は少なくない。いわゆる、道路族ってやつだ。
このままだと精神的に壊れる、鬱になると恐怖を覚えました
Jタウンネット編集部宛に、こんな悲壮なメールを寄せた神奈川県在住のYさん(50代女性)も、道路族に悩む1人だ。
彼女の精神を、壊れる寸前まで追い詰めた理由とは何なのか。メールを読んでみよう。
嫌すぎて、ファミレスに逃げ込むも...
近隣の学校が完全休校中の2か月間、朝から暗くなるまで子供達が家の前に毎日のように集まる日々に、私は逃げ出すしかありませんでした。
このままだと精神的に壊れる、鬱になると恐怖を覚えました。
それからというものファミレスで長時間過ごしたり公園で過ごしたりと、この1か月を過ごしてきました。
というのも、私は「道路族」にストレスや恐怖を感じているからです。
雨が降らなければ、道路族は毎日私の家の前で遊びます。
ですが、ある日ファミレスで時間を過ごしていたところ、雨が降り出してきたので「もう帰っただろう」と思って帰宅したところ、雨でも遊んでいて愕然をした時もありました。道路族は、想像を絶するパワーなのです。
そして6月に入り、「学校も分散登校が始まっているはず」「今日は雨模様だし...」と油断していました。
雨が降っても、学校がスタートしても、道路族が湧いてきています。本当にしぶといです...。
我が物顔で、道路を占領している道路族は日に日にパワーアップしています。
だんだん自転車やボールを放置したまま帰宅するようになりました。近頃は、そばにある空き家の庭に侵入し、伐採して放置されている樹木の枝を取り出し、戦いごっこの武器にしだす始末。きっちり注意したのですが、懲りない面々に憎しみがこみ上がってきました。
ですが、私の家族からは
「子供は悪くない、放置する親の責任」
と諭されてます。
とはいえ、こちらもテレワークの緊張や日常生活へ不安を感じているのです。こうした日々に塩を塗り込まれているような精神状態になるのです。
「コロナ2次被害です」
家の近所で遊ぶ子供達に対して、親は完全に放置している状況です。朝から夕方暗くなるまでほぼ同じ場所で遊び倒します。
子供達の年齢は、下は3歳くらいから上は小学1年生から5年生までの男子(時には中学1年生も)が中心で、人数は約10人前後。テンション全開で、奇声雄叫びの嵐です。
遊ぶ内容も様々で、自転車を乗り回したり、サッカーや鬼ごっこ、戦いごっこ、ドッジボールをしたり、あげるときりがありません。
車の通り抜けは、袋小路なのでできないのですが、人は通り抜けができるれっきとした公道です。ゴミ収集車や宅配の車と我が家含めて10台の車の往来はあり、スイッチバックしていきます。
道幅もあり、そこらへんの小さな公園よりは遊びやすいのでしょう。また中心的な子の家があるからか道路族は集まってきます。もちろんマスクはしていませんし、一日中密着して遊んでいます。
テレワークが始まった最初は私も張り切って仕事をしていたのですが、毎日ギンギン響き渡る騒ぎ声に限界を感じています。
イヤホンで音楽聞いたり、音の響かないウォークインクローゼットの中でこもって作業してみたりもしましたが、「なんでこんなところに...」思うと、逆にイライラしてきたり...。
だんだん、夜寝る時に「また明日も朝からか...」と考えるようになると心臓はバクバクし、眠れないなどの症状が出始めました。
「stay home」、つまり巣ごもりしていたのに、この場から逃げないとなきゃと行動しました。私自身がファミレスや公園に移動したのです。それから1か月、おかげさまで精神状態も落ち着きを取り戻しました。
ですが、まだ精神的なダメージがあるのか恐怖心で週末でも家に居ることができない状態は今も続きます。コロナ2次被害です。
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