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部屋で吸っても家族にバレない? 在宅勤務中の「タバコ臭」問題、加熱式なら解決できるかも

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.05.28 18:00
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加熱式タバコなら...(画像は編集部撮影、以下同)
加熱式タバコなら...(画像は編集部撮影、以下同)

新型コロナウイルスの影響で、急速に普及したテレワーク。それに伴って浮上したのが、家族や近隣住民による「在宅喫煙」の問題だ。

Jタウンネットでは2020年4月14日付の記事「隣人のベランダ喫煙増えた? テレワークめぐる『タバコ問題』に悩む人々の主張」で、部屋やベランダから漂うタバコ臭に悩む人の声を取り上げた。

この記事について読者からは、

「確かに、タバコのニオイがすると思いました(笑)」
「昼夜問わず隣の部屋の人がベランダで吸っていて、窓が開けられない。やっぱり同じように感じてる人も増えてるんだね」

という声がツイッターに寄せられた。

こうした記事の内容や読者の反応を見ていて、だんだん筆者(喫煙者)も不安になってきた。もう2か月近くもテレワークを続けているが、実は周囲から煙たがられているのではないか――と。

では、できるだけ周りに迷惑をかけないように自宅でタバコを吸うには、どうすればいいのか。

そこで思いついたのが、紙巻よりもニオイが少ないとされる加熱式タバコだ。

ということで、もともとは紙巻ユーザーだった筆者は1週間、加熱式タバコを自宅で吸ってみることにした。家族にニオイがバレないのか、実験してみるためだ。

自室やキッチンで吸うも...

一口に加熱式タバコといっても様々だが、今回1週間を共にする相棒は、低温加熱式の「Ploom TECH +(プルーム・テック・プラス)」に決めた。

加熱式タバコは、大きく分けて「高温」と「低温」加熱式の2種類がある。両者を比べると、一般的に高温加熱式の方がニオイが強く、低温加熱式はよりニオイが少ないとされる。

プルーム・テック・プラスは、約40度の低温加熱式。しかし、ニオイの少なさはもちろんのこと、吸いごたえもあるらしい。

カードリッジ内のリキッドは液体がたっぷりだ。煙が沢山出そう
カードリッジ内のリキッドは液体がたっぷりだ。煙が沢山出そう

改めてだが、筆者は愛煙家の20代男性で、実家住まい。一軒家に家族と一緒に住んでいる。吸う本数は、1日20本程度(飲み会がある時は30本ほど)で、これまでずっと紙タバコを吸い続けてきた。

加熱式タバコを使ったことはあるが、数回だ。紙タバコより断然ニオイが少ないのは分かっているが、室内で吸ったことはない。

迎えた1日目。筆者は1階の自室で、タバコを吸い始めた。家族は2階にいる。

タバコを吸っている感覚が強い。銘柄は「コールドミント」で爽快感がある
タバコを吸っている感覚が強い。銘柄は「コールドミント」で爽快感がある

寝起きに、プルームテックに電源を入れ、吸い上げる。吐き出した煙は、ほとんど無臭に近い。ふだんは家のガレージまで出て紙巻を吸っているので、自室で楽しめるのはラクでいい。

6畳ほどの部屋に煙は充満しているはずだが、筆者が辺りを嗅いでも匂いは、ほとんどしなかった。

筆者のモーニングルーティンは終わり、昼と夜も同様にタバコをふかした。その間、家族は無反応。1日2~3回は筆者の部屋に来るのだが...。

それから2日、3日と時間が過ぎていく。ここまで反応がないと、家族は筆者に関心がないのかと、心配になってきた。そこで、4日目、家族が出かけている間に、キッチンで吸ってみることにした。

当然、筆者の部屋よりも気づきやすいだろう。

換気扇は回さないで、スパスパ...
換気扇は回さないで、スパスパ...

だが、帰宅した家族は、匂いに気づくことはなかった。その後筆者は、3階のベランダでも吸ってみたのだが、当然のことながら、誰も気づかなかった。

ニオイは本当にバレていなかったのか

迎えた最終日、朝、昼と吸っても家族にニオイがバレることはなかった。できすぎた内容だと思う人もいるかも知れない。

そこで、家族にプルームテックを部屋で吸っていたことを打ち明けてみると、

「たしかに〇〇(筆者名)の部屋から、ほのかにミントみたいな匂いはしていたけど...。気にならなかったから、指摘しなかったよ」

と家族は述べ、不快なニオイではなかったとも。なんと、ニオイに気づいていなかったわけではなかった。

だが、加熱式タバコを吸っているとは思わなかったそうだ。

1週間、紙タバコから低温加熱式タバコに乗り換えてみたが、一応(?)バレずにタバコを吸うことができた。

もちろんニオイの感じ方は人それぞれだ。だが、加熱式タバコなら、バレる確率は低いのかもしれない。テレワーク中の喫煙問題で、家族の目が気になっている人は、一度試してみてはいかがだろうか。

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