えっ、これ絵じゃないの? 風景画にしか見えない広島市街の写真が話題に
2020.05.20 17:00
「編集がとても重要で...」
Jタウンネット20日、撮影者のやまねさんに詳しい話を聞いた。
20代男性だという彼は、生まれたときから広島暮らしの大学院生。驚いたことに、本格的に写真を撮り始めたのはおよそ1年前からで、技術は独学で身につけたという。
「機材はミラーレス一眼を使っていますが、スマホで撮ることもあります。
この写真は編集がとても重要で、Photoshopというソフトを使って絵のように加工しています。元の写真とは全く別物になっています」
「過度の編集の良し悪しは写真界隈でよく議題に上がるのですが、僕は写真を作品として楽しんでいるので、あまり気にしていません」(やまねさん)
編集ソフトを使いこなせるのも、技術のうちの1つであろう。また、やまねさんは写真の中に人物を取り入れることを意識したとも。
「街の空気感を出すために人を上手に入れることを意識しました」
4枚の写真は、19年の8月頃に撮影したもの。新型コロナウイルスの影響で、外で写真を撮らなくなり、過去に撮影した写真を編集して「新しい作品」にしているという。
「生まれ変わった写真がこうやって皆さんのもとに届いているのがとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします」
本当に絵のような写真である。筆者も地元の風景を絵画のようにしてみたいと思ってしまった。