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おまけってレベルじゃない...! ハム買ったら「食パン3斤」プレゼント、太っ腹すぎるサービスに注目

笹木 萌

笹木 萌

2020.05.13 17:00
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、食品業界では余ってしまった在庫をお得な価格で販売する動きが盛んになっている。おいしい食事が楽しめるだけでなく、フードロスの解消にもなり一石二鳥だ。

そんな中、生ハムやベーコンなどの加工肉を販売するコダマ(東京都大田区)が販売するセット「フードロス応援プロジェクト」がツイッターで話題になっている。

このセットを紹介したのは、ツイッターユーザーのジン(@zininugami)さんだ。

セットの中身は4キロ分の生ハム、ベーコン、ボンレスハム、ソーセージ...これだけでもすごい量だが、写真をよく見てほしい。

なんと巨大な冷凍食パンが「オマケ」として付いてきたという。

これだけの量が入ったセットだが、値段は4000円(税込)。パンのオマケもついてこの価格とは...、まさに破格といっていいだろう。

あまりに太っ腹なこのセットについて、Jタウンネットは2020年5月12日、コダマの営業担当者に取材した。

「廃棄よりは少しでも食べていただきたい」

コダマが「フードロス応援プロジェクト」セットの販売を始めたのは5月1日から。公式オンラインショップで事前に予約し、購入者が本社まで取りに行くドライブスルー方式が基本だが、12日からは宅配での販売を試験的に始めている。

なぜパン(画像はジン@zininugamiさん提供)
なぜパン(画像はジン@zininugamiさん提供)

パンのサービスが付いてくるのはドライブスルー方式のみ。担当者はパンをオマケにしている理由を「(店舗などに)商品がなかなか出ず、在庫があるため」としている。

「弊社には肉の工場とパンの工場、生ハムの工場があります。パンの工場を出た商品を順にご案内しているため、食パンのほかにもバゲットやフォッカチオなどの手作りパンをお渡ししています」(営業担当者)

レストラン・デリカ事業も手掛けるコダマでは、余ってしまった肉の在庫を「フードロス応援プロジェクト」で販売。基本的にセット1点につき、パン1点(食パンであれば3斤分の1本)をサービスしているという。

「出荷が少なくなると賞味期限の問題があるので、廃棄してしまうよりは少しでも食べていただこうという思いから、お客様にサービスすることを選びました」(営業担当者)

ウェブ上で告知はしていないが、現地ではパン単体の販売もしている。

公式サイトより
公式サイトより

フードロス応援プロジェクトの注文数は徐々に増えているとのこと。多くの客がアクセスしているためか、13日昼時点では公式サイトがつながりにくい状態となっている。

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