コロナ対策で喫煙所封鎖→吸い殻だらけに 新小岩駅前の惨状、区の見解を聞くと...
閉鎖案内ポスターに効力なし
新小岩では、商店街やパチンコ店など営業を自粛しているところも多く、人通りは平時より少なくなっている。駅南口の喫煙所も、新型コロナウイルスが流行する前であれば、ビジネスマンやご老人たちでごった返していたものだ。
不要不急の外出を控える人が多いのだろうが、それでもここでタバコを吸う人は一定数いる様子。筆者が吸い殻のポイ捨てを最初に発見したのは、昼下がりの13時頃だ。
「禁煙」「ポイ捨て禁止!」のポスターに効力はない。吸い殻の隣には、ガムテープで封鎖された灰皿が設置されていた。
「喫煙所閉鎖のお知らせ」とした貼り紙には、
「このたび、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月10日(金)10時から当面の間、喫煙所を閉鎖することにいたしました」
と灰を落とす場所を覆う形で、喫煙所を閉鎖する案内文が表示されている。設置された2つの灰皿に4枚の張り紙。かなりわかりやすく告知している印象だが、それでも止まらないポイ捨て...。
Jタウンネットは、喫煙所を管理する葛飾区に、こうした状況に対する受け止めと対策を聞いてみることにした。