「減便対応あほなのか」ツイートに猛反論 小湊鉄道が「大人気ない」対応をした真意
2020.04.14 20:00
「正しい情報は積極的に発信していきたい」
取材に応じた鉄道部運輸課の担当者は、投稿者本人ではないとしながらも投稿の意図を次のように話す。
「特に狙いがあったわけではないですが、実際に満員電車が起きていたら問題なので、確認したかったという次第です。相手をさらし者にするという意図はございません」
小湊鉄道は引用したツイートを投稿したユーザーから、乗車した時間帯を聞き、当時の乗車状況を調査。14日9時30分ごろに「3密の状態までは至っていない」との結論をツイッターで報告した。
報告によれば、該当の列車は2両編成で最大乗車人数は49人だった。基本的に窓の開閉は自由だが、当時は荒天のため窓が開けられなかったことが考えられる。
それでも座席は1両あたり64席ほどなので、2両であれば間隔をあけてほぼ全員の乗客が座れる状態だったと担当者は推測する。
「誤った情報を元にクレームをいれてこられる方もいますので、正しい情報は積極的に発信していきたいと思います」
今回の件を受け、ツイッターの運用についてこのように話す担当者。これ以上の減便の予定は今のところないが、現在の状況がいつまで続くかは未定だという。