「アマビエトラック」で全国に元気をお届け なぜ誕生?運送業者の思いを聞いた
2020.04.09 20:00
藤田代表「うちで何かできることはないか」
一方、一番運輸の藤田代表はアマビエをトラックに印刷した理由をこう話す。
「朝から晩までコロナの嫌なニュースばかりだから、うちで何かできることはないかなと思いました」
アマビエのイラストはネットで検索し、その中でも「人に威圧感を与えない絵」を選んだとのこと。4月4日に東京モノノケさんに連絡し、新車のトラック1台に印刷した。
一番運輸ではトラックの荷台にイラストや文字をプリントする事業を行っており、印刷にはもともと会社にあったボディプリンターを使用。藤田代表は「淡く柔らかい雰囲気をそのまま出せました」と話している。
アマビエトラックは4月17日から走行予定。長距離トラックのため大分~関東のどこかで見られるという。
「(アマビエトラックは)コロナが終息するまで走行する予定です。塗装は簡単に落とせるので...。おさまればいいなと思います」
もちろん早く終息して役目を終えるに越したことはない。だがそれまでは、このトラックが日本各地に元気を届けてくれることだろう。