「友達にオモチャを盗まれた息子。母親を問い詰めたら...まさかの逆ギレ&謝罪拒否」(愛知県・50代女性)
2020.04.02 17:00
指摘したが、それ以上言えなかった息子
まず紹介するのは、北海道に住む主婦のHさん(40代女性)のエピソード。当時、少年野球をしていた息子はウインドブレーカーを公園に置き忘れたという。
「7年前の話ですが、小学6年生の息子は少年野球をやっていました。たまたま練習時間まで時間があり、直接練習に行けるように練習着を来て、息子は学校の友達と公園で遊んでいました。 暑くなって野球用ウインドブレーカーを脱いで練習道具と一緒にベンチに置いたそうです。 練習終わりにグラウンドに迎えに行くとウインドブレーカーがないと言います。息子が『公園に置き忘れた』と言うので、見にいきましたが、見つからず。野球ブランドで5000円くらいのものですが買ったばかりだったのでショックでした。もちろん持ち物の管理について息子にお説教です」
ウインドブレーカーは一体どこへ。運良く交番(?)。いやいや、なんと同じクラスの子が着ていたらしく...。
「(なくしてから)翌日、息子が習い事の時間に間に合わないので、道具を持って学校に息子を迎えに行くと、息子がなくしたウインドブレーカーを同じクラスの子供が着ているのです。 思わず『それ、どうしたの?』と聞くも『サッカーやっている、いとこに貰った』と話します。いやいや、野球ブランドの用品だから...と思ったものです。 息子に『○○さんが、あんたが失くしたウインドブレーカー着てない?』と聞くと『俺もそう思って聞いたし、ポケットの中に名前を書いているから見せてと言ったけど、見せてくれなかった。それ以上言えなかった...』と言いました」
自分のモノなのに、追求ができなかった息子。子供同士のトラブルを解決するのは難しいようだ。Hさんはこう続けた。
「頭にきましたが、子供だって公園で拾った服を着たくて着ているわけじゃないとも思います。子供が公園から服を拾って、着るなんて自分で覚えるはずないと思いましたから。親が教えているのかもしれないですね。 親は悪いけど子供は悪くないと思い、息子にも『新しいのを買ってあげるからこれ以上、誰にもこのことは言わないであげなさい』と話し、諦めました。 ただし、卒業式に配られた卒業アルバムにそのウインドブレーカーを着て写っている笑顔のあの子...。後ろめたさは1ミリもないんだな...と2度驚きました」