博多座「座席表」ペーパークラフト配布に反響 コロナで公演自粛の中...担当者の思いを聞いた
2020.03.09 17:58
公演中止を受けペーパークラフト化
Jタウンネットは6日、立体座席表を考案した博多座宣伝部の担当者を取材した。
担当者によれば、ペーパークラフトの座席表は博多座のチケット売り場近くにある大きな立体座席表を元にしたとのこと。お客さんが座席を決める際、参考にしているという。
ペーパークラフト化に踏み切った理由について、担当者は以下のように話している。
「舞台好きの皆さんにもいつかご共有できたらと思っていました。今は公演自体が中止になっており、このタイミングで投稿しました。(立体座席表を作って)次の公演を楽しみにしていただければなと思います」
立体座席表の使い方としては、自分の席を見つけて次の公演をイメージする、これまでに座った席に印をつけて記録する、などがあげられる。一般ユーザーの中には「小物入れ」にしている人もいたようだ。厚紙で作って、職場のデスクなどに置けば付箋や輪ゴム、クリップ等を入れることができるという。
また博多座としては、立体座席表をペーパークラフトとして配布することで「どの座席からも見やすい」ことが伝えられるというメリットがあるそうだ。
担当者はペーパークラフトがツイッターで話題になったことについて、
「みなさんにここまで喜んでいただけると思っておらず、びっくりしています。こういう状況なので、少しでも喜んでいただけたなら嬉しく思います」
としている。