コロッケカレーが「筋肉カレー」に 全く違うメニューが印字される券売機、その真相を聞いた
「結構お金がかかるんです」
ツイッターではこの券売機に対し、
「券売機を中古で買ったら設定変更ができなかったってオチかしら・・・・」
「タイプミスかと思ったけどかけ離れすぎてわからん」
「業者が潰れたとかで、券売機のメンテが出来なくなったのかな」
といった予想がされている。
はたしてこの中に真相はあるのだろうか。Jタウンネットは2020年1月16日、仲まち屋の店長に話を聞いた。
仲まち屋はもともと、現店長の同級生の父親が運営していた。しかし2年ほど前、元店長の引退を機に、一緒にお店をやっていた現店長が店を引き継ぐことに。その際にメニューを精査し、「鹿沼和牛に特化した方向しましょう」ということで、メニューを変更した。
つまり「筋肉カレー」や「ニラやきそば」、「ビーフシチューライス」は前のメニュー。しかし券売機の印字を変えることはできなかった。店長はその理由について、
「印字を変えるのに、結構お金がかかるんです」
と明かした。
メニュー変更後しばらくは印字についての説明はなかったが、利用客から「わかりづらい」との声を受け、昨年夏ごろに「食券には○○と印字されます」の説明を付け加えた。印字される前のメニューは現在提供していないため、食券を渡された作り手が混乱することはないという。