結婚式ブーケの箱に「円周率」がびっしり なぜこんなデザインに?会社の思いを聞いた
2020.01.11 06:00
「永遠に続く」という意味も
Jタウンネットは1月10日、ブーケを押し花やドライフラワーとして保存加工する、ブライダル専門店のカナックス(東京都港区)を取材した。
ブーケを保存加工したものは「アフターブーケ」といい、カナックスが商標登録している。1990年代から30年近く続けている取り組みだ。
取材に応じたマーケティング担当者によれば、円周率の記載を始めたのは7年ほど前から。円周率には「割りきれない」「永遠に続く」という2つの意味が込められている。
円周率を採用した理由について、担当者は、
「『数字の並び』というのは雰囲気、デザイン的にもとてもユニークだと感じました。また、箱の内側にそのようなデザインを施すことで、さりげなく『お二人への願い』を表現したいと思いました」
とのこと。2人が末永く幸せにあり続けることを願って始めたという。
円周率は押し花4サイズ、ドライフラワー3サイズ、計7サイズ全ての箱に同じようにデザインされている。
担当者はツイッターで話題になったことについて、
「正直驚いています。ダンボール箱の円周率について、質問や問い合わせなど今まで全くなかったので。カナックスの商品をきっかけにアップしてくれたお客様、多くの方々が興味を持ってくれたことには感謝したいです」
と話している。