古民家にしか見えない「熟女キャバクラ」が話題 なぜこんな外観に?店長を直撃すると...
内装はアジアンリゾート風
このお店は愛知県あま市にある「Mrs.J(ミセスJ) 津島」。ミセスJグループは東海地区や東京を中心に店舗展開している。
Jタウンネットは2019年12月15日、ミセスJ 津島の店長に詳しい話を聞いた。
店長よると津島店は8年ほど前にオープン、もともとはうどん屋だったという。外装はそのまま利用したが、この物件を選んだ理由や外観を変えなかった理由などは分からないとのこと。
気になる内装は改装しており、アジアンリゾート風になっている。古民家とキャバクラの組み合わせはもちろん衝撃的だが、外観と内観のギャップもなかなかのものだ。
新しく店舗を出す際に、前の建物の外装をそのまま使うことは多いとのこと。とはいえ、この外観ではお客さんもびっくりしてしまうのではないだろうか...。店長にお客さんの反応を聞いてみると、
「外見だけではキャバクラと結びつかない人もいるので、『気になるけどどういう店なんだろう』と来店するお客さんはいます。普通のキャバクラと何か違うのかなというお声をいただくこともあります」
とのこと。入ってみれば古民家でもなんでもないのだが、店に興味を持つきっかけになっているようだ。
店長自身はこの外観をどう思っているのか。聞いてみると、
「外観・内観ともにお店の雰囲気づくりという部分では、落ち着いたゆったりした空間の提供というイメージですね。キャバクラの発想というよりは地域密着です。来てゆっくりしていただきたいとか、このお店のイメージのコンセプトとして『癒し空間の提供』というのがありますので」
との回答が返ってきた。
津島店は県道沿いに位置し、周りは農地とみられる広い土地に囲まれている。近くにあるのはスーパーや紳士服店、コンビニなど。繁華街から離れた場所に店を構えているため、キャバクラであるというギャップとは裏腹に、この外観は周囲に馴染んでいるといえる。地域住民が通う店としてはこれが正解だったのかもしれない。
店長は今回ツイッターで話題になったことについて、
「お店が話題になるのは嬉しいですが、こういうお仕事なので従業員のプライバシーなどに被害が出るのが少し怖いかなと思います」
と話している。
空き家問題が取り沙汰されている昨今。このようなお店が数多く出現する日もそう遠くないかもしれない。