「しばれる」もはや共通語? 北海道・東北弁と思いきや...全国の9割が「意味わかる」
意味が分かる人が大多数
全国の結果を見ると、「聞いたことも使ったこともある」と回答したのが43%(814票)、「使ったことはないが、聞いたこともあって意味も知っている」が44.5%(841票)だった。
「聞いたことはあるが、意味は知らなかった」は1.9%(36票)、「全く知らなかった」は10.6%(201票)。
「しばれる」という言葉の意味を知っていた読者は、全体の87.5%にものぼり、言葉の認知度は非常に高いようだ。
では、地域ごとに認知度の偏りはあるのだろうか。
都道府県ごとに意味を知っている人の割合を出し、色分けした地図がこちらだ。

「しばれる」の意味を知っている人の割合は全体的に高く、ほとんどの地域で70%以上だった。意味が分かる人が60%台以下だったのは兵庫(60%)、宮崎(60%)、三重(40%)、愛媛(40%)、鹿児島(0%)の5地域のみだ。
特に東日本での認知度が高く、ほとんどの地域で90%以上が「しばれる」を理解していた。
このうち、「使ったこともある」人の割合が圧倒的に高いのが「ご当地」である北海道と東北地方。特に、北海道(65票、89%)、青森(13票、100%)、秋田(5票、100%)の3地域では回答者の多くは「しばれる」を使っていた。

北海道と東北6県の合計を見てみると、「聞いたことも使ったこともある」が76.4%(104票)、「使ったことはないが、聞いたこともあって意味も知っている」が22%(30票)、「聞いたことはあるが、意味は知らなかった」は居らず、「全く知らなかった」は1%(2票)となった。
後述する他の地方と比較すると、圧倒的に「使ったこともある」人の割合が高く、意味を知らない人もほとんど居ないのが特徴だ。